2009年11月19日木曜日

路上の生花

牛乳瓶に刺さる萎れた花をみるたびに、痛ましい気持ちになる。
東京の路上は、生花だらけだ。車を運転していると、あらゆる場所に「花が生けられている」ことに気づく。住宅街の、本当に何の変哲も無い路地、スーパーの駐車場、どこかの会社の出入り口。
「こんなところで、どうして?」と疑問に思う場所も少なくない。

汚れ枯れ果てた花瓶は、モノとしての価値をなしていない。けれども、その「たった1ビット」の情報は、僕らに強烈な意味作用をもたらしている。

写真

世界保健機関(WHO)が提唱する11月16日の「世界道路交通犠牲者の日」に、大阪の交通事故犠牲者の遺族らが全国の事故現場に黄色い風車を供える運動を進めているという。犠牲者を悼むとともに、ドライバーや地域住民に注意喚起するのが狙いだそうだ。

正しいデザインの姿だと思った。

(via asahi.com)