2009年3月31日火曜日

イノベーションの「格差」(その4)~インハウスよ立ち上がれ!

 インハウスの悶々としている人たち、すなわちデザイナー、研究者、プランナー、エンジニアたちへのメッセージ。

  • あなたの会社のコアコンピタンスを、独力で感じ取ってください。
  • コアコンピタンスは、みんな(周囲)が言っている受け売りじゃ負ける。
  • それとともに、自分が働く会社が、顧客や社会に対して、どういう顔を向ける会社でありたいのかを、独力で思い描いてください。
  • その法人格が、社会や顧客に対して提供する雰囲気やサービスを、自身の感性で閃いてください。

それこそが、この国で求められているドメスティックな意味での「イノベーション」なのだと思う。そのためには、インハウスの「身体のイノベーション」が必要なのではないだろうか。

ビジネス書を鵜呑みにするな!
失敗するぞ!
身体性を持って感性を信じろ!
「策士策に溺れる」と故事が言っている!

2009年3月30日月曜日

イノベーションの「格差」(その3)~なぜIDEOがダメなのか?

 例えば、「IDEOがどうして日本で成功できなかったのか?」という事の理由には、これまで書いた2つの問題が関係していると思う。それは、日本の高度成長を支えてきた企業風土と、その結果として生まれた大量の優秀なインハウスデザイナーに関係している。つまり、

  1. そもそも社内には優秀なインハウスのデザイナー、プランナーが居て、フレームワーク化されたたいがいのプロセスは、内部の人が勉強しながらこなせてしまう。
  2. クリエイティブを外注したとしても、体質的に長続きすることができないため、必然的に単発的でコンパクトななコンサルティング案件で終わってしまう。
  3. となると「コンサルティングは気分屋で、振り回されるだけ損」ということになり、結果として、コラボレーションするリソースと組織的な受容性が育たない。
ということになる。

負け組みからの脱却
さて、この論理で行くとすると、

・グローバルのフレームワークの適用
 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
・あなたの会社内でのイノベーション

というのは、負け組みの典型的なパターンということになる。絶対に、これだけはやってはならない。やるとしたら、

・豊かな感性と愚直さによる商品企画
 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
・あなたの会社オリジナルのフレームワークの確立

というのが、勝つための戦術ではないかと思う。
ちゃんと己を知り、自分がonly oneであると認識してもらえて、そのonly oneを持続できるかが、生き残る唯一の方法論ではないか。これは、もはやフレームワーク化されたイノベーションとは違う。いうならば、「生きていくための知恵」なのだ。

2009年3月29日日曜日

イノベーションの「格差」(その2)~負け組みデザイナーからの脱却

 負け組みはその方法論をどのように使えば良いのか解っていない。かといって解っているように見せているコンサルタントにお金を払っても負け組みからは脱皮できないし、それなりに効果が出たとしても自分たちのカルチャーとして取り入れる土壌がないと一回きりで終わってしまう。
 つまり解っている人をちゃんと見つけ出す身体能力やカンと、自分自身がその人たちとパートナーになれるプレーヤーになるだけの土壌をつくらないと、効果は期待できない。また、コラボレーションするリソースと組織的な受容性がないと効果を最大化できない。そしてこれらを持続させるため、つまり一回きりにしないための組織を作らないと長続きしない。これが勝ち組に移行するための条件にも見える。

傾向と対策
 こうしたイノベーションにおける「負のスパイラル」に陥らないようにするためには、あなたの会社はあなたの会社のやり方で、新たな顧客価値を創造する必要がある。外部のコンサルティングの野獣たちが、「濡れ手に粟」的なフレームワークを持ってくるのに対して、あなたの会社ならではの運用、教育、風土をもってして、これらレガシー要素に十分に馴染む方向性を愚直に打ち立てる必要がある。
 一方で、勝ち組たちの雄弁さにも学ぶべき点はある。ひとたび成功すれば、それに対してオリジナルのフレームワークを確立し、成功事例として雄弁に社内外へ語れば良い。そしてメディアや社内外を好きなだけ味方に付ければ良い。

2009年3月28日土曜日

イノベーションの「格差」(その1)~デザインコンサルティングに騙されないために

最近、イノベーション関連の書籍を読んでいて出てきた仮説です。

  • 誰かに「ほしい」と思わせるものは、企画者の感性力を高めないと絶対に出ない。
  • 演繹的分析から出てくるのは「機能価値」のみである。

 これまでイノベーションにおける「感性力」はあまり問題にされなかったが、昨今のプロダクトを俯瞰していてわかるように、機能価値によるイノベーションは収束し、あらゆるプロダクトはコモディティ化と生産合理化のフェーズに入っている。そんな中で、あなたの会社の風土やアセットに合わせた商品を提案するためには、これまで以上にカンと感性力を鍛える必要がある。

デザインコンサルティングに騙されるな!
 さて、賢い人は、企画が「売れる売れない」を説得するための「現代版占い」として、または、売れた企画に対して後付の味付けをするための「方便」として、演繹的分析を使うか、使ったふりをする。

 賢くない人は、賢い人の振る舞いを鵜呑みにしてしまって、あたかも演繹的分析から「素晴らしく売れる商品」が企画できたものと錯覚してしまう。この錯覚はロジックが通っていて、成果がベースとなっているので、信じ込みやすい、もしくは困っている人にとって信じたくなる要素で一杯である。そしてこの錯覚を起こさせるためのセミナー、授業、書籍が氾濫している。いわく、ブルーオーシャン、オープンイノベーション、感性価値マーケティング、デザイン戦略経営、デザイン思考など。

 以上をもって、世界中に「イノベーションの格差」が蔓延している。すなわち勝ち組(賢い者)president誌やらハーバードビジネスレビュー誌などの業界紙、あるいは大学院のMOTやMBA、最近では総合大学の一般講座や美術大学で雄弁に成功の方程式を語り、負け組(賢くない者)は、メディアやアカデミズムを信じ込み、彼らにコンサルティングフィーを払うことになる。

 負け組の中でも、1000万円を越えるコンサルティングフィーを払えないような予算の無い貧乏な組織や、教養を持つ3G型のインハウスデザイナーや大学院卒の研究員といった、「わずかばかり賢い者」を雇っている会社は、自分たちで「成功の方程式」を追う作業にとりかかる。しかしこれらは「創られた幻想」であるから、最終的には失敗する。

 そしてこれら失敗事例は、またも勝ち組たちの「後付の分析」にかけられ、再び勝ち組たちが狩猟をするための餌(=ケーススタディ)となる。

2009年3月27日金曜日

何も見えないアート

ダイアログ・イン・ザ・ダークというイベントが開催中。詳しくは、こちら。時間を作って行きたいと思っています。

  • 参加者は完全に光を遮断した空間の中へ、何人かとグループを組んで入り、暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)のサポートのもと、中を探検し、様々なシーンを体験します。
  •  その過程で視覚以外の様々な感覚の可能性と心地よさに気づき、そしてコミュニケーションの大切さ、人のあたたかさを思い出します。

ところで、長野の善光寺では昔から「お戒壇巡り」という修行があるのをご存知だろうか。これは真っ暗な回廊を巡り、極楽の錠前に触れることで結縁を果たすというもの。誰でも体験できるし、しかも今年は特別拝観を実施中、こちらの方もぜひ。

お戒壇巡り

2009年3月25日水曜日

グエナエル・ニコラ氏の照明インスタレーション、2点。



LIGHT-LIGHT IN TOKYO AT LV HALL

昨年ミラノローネ時に開催され、メディアに絶賛されたLIGHT-LIGHTが、いよいよ東京で開催。今回は東京スペシャルとして、食べられるライト「LIGHT-FOOD」も紹介します。
日時:3月25日 (水)~4月5日(日) 13:00~20:00
場所:ルイ・ヴィトン表参道7階 LVホール 
東京都渋谷区神宮前5-7-5



桜が散り落ち、道に敷き詰められた花びらのイメージを光ファイバーで演出

MIDTOWN BLOSSOM 2009

3月20日(金)から4月5日(日)まで東京ミッドタウンで開催される春のイベント「Midtown Blossom 2009」で、ニコラが桜のライトアップを行います。 「SAKURA STORY」をテーマに、桜の木をライトアップするだけでなく、花びらが舞い散り、敷き詰めらていく経過を躍動感のあるイルミネーションで表現します。

詳細はコチラから。

2009年3月23日月曜日

gooラボ「ネットの未来カンファレンス」に来て下さい!

gooラボが主催する「ネットの未来カンファレンス」に、パネリストとして出席させていただけることになりました。このところデザインと情報を融合したInformation Hapticsのあり方について考えていたので、ネットの最前線に居る方々との対談はとても楽しみ。
そして参加者からネット未来についての1分プレゼンも募集しているそうです。参加登録ついでに、ぜひ申し込んでくださいね。詳細は、こちらから。

【日時・場所】
日時 3月29日(日曜日)正午から6時まで
会場 日石横浜ホール(みなとみらい)
神奈川県横浜市中区桜木町一丁目1番地8
参加者  約200名、無料

【スケジュール(予定)】
12時00分 開場、展示(ニコンHMD・UPなど)をご覧いただけます
13時00分 開会の挨拶
13時10分 ガイダンス、本シンポの楽しみ方、藤代 裕之(NTTレゾナント・gooラボ)

13時20分 【テーマパネル1・拡張する身体、現実】
ネット接続環境の向上、モバイル機器の進化により、ネットとリアルの境界は解け始めています。注目のAR(Augmented Reality拡張現実)などに触れながら、拡張する身体と現実の未来について語ります。

パネリスト
雨宮 智浩(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
小林 亜令(KDDI研究所)
加藤 茂(ニコン)
濱野 智史(日本技芸)
司会・進行 本橋 健(NTT情報流通プラットフォーム研究所)

14時20分 テーマパネル1のワークショップ

14時35分 休憩

14時50分 【テーマパネル2・情報洪水時代の情報探索、キーワードの先へ】
一億総メディア化によって、ネット上には個人が発信した大量の情報が溢れるようになりました。我々はどうやって目的に合わせた情報を探せばいいのか。キーワードを利用した現在の検索エンジンの先、情報洪水時代の情報探索について考えます。

パネリスト
石垣 陽(セコムIS研究所)
大向 一輝(国立情報学研究所)
澤村 正樹(NTTレゾナント)
中谷 桃子(NTTサイバーソリューション研究所)
司会・進行 徳力 基彦(アジャイルメディアネットワーク)

15時50分 テーマパネル2のワークショップ

16時05分 休憩

【メインセッション「ネットの未来放談・大喜利」】
16時20分 パネリストによるネットの未来放談・大喜利
17時30分 参加者による「未来はこうなる」1分プレゼン×5人
17時50分 各パネリストによる総括「ネットの未来はこうなる」

パネリスト 
猪子 寿之(チームラボ代表取締役)
森 正弥(GnZ代表)
楠 正憲(マイクロソフト)
司会・進行 藤代 裕之

参加申し込みは、こちらよりお願いします。

2009年3月22日日曜日

休日の路上観察:へんてこファサード



建築の専門家に聞いたけれど、何の意味があるのかわからず。

2009年3月21日土曜日

休日の路上観察




都会のブラックホール的「特異点」さがし。
特異点を得意とするアーティストといえば、Ferice Valiniさん。
これ全部、本物の写真ですからね。







2009年3月20日金曜日

6秒間のメッセージをデジタル世代に伝えるためのブレスレット

The Sound Advice Project

 どうしても、メディア変換系のネタに反応してしまう。

 さて、これはサウンドアドバイスと名づけられたプロジェクトは、6秒間のメッセージを波形にしてブレスレットにしている。
 子供のドラッグ防止のために考えられたという、コンセプチャルデザインにしては社会性の高いプロダクトだと思った。

via 100shiki

2009年3月19日木曜日

コンピュータ画面上で「食べる」レストラン

Soho

美味しくないと思うんだけど、、、、
(via wired

食材に対してプロジェクションしちゃうというアイディアは、いろどりん(PDF)あたりからあった気がします。テーマパークレストランとしては、アリかもしれないですね。ディズニーランドとか、どうでしょうか。

この手の表現は最近、AR(拡張現実)といって小さなブームになっています。

2009年3月16日月曜日

ロウソク電球


デッサンのモチーフに。

2009年3月15日日曜日

休日の路上観察







ありふれた風景、或いはモノノアワレ。

via 記憶の断片

2009年3月14日土曜日

2009年3月13日金曜日

エコ・ガジェット・コンテスト

普段はゴミばかりつくっているガジェット野郎にも、ついに「エコ」の波が。。。
コンテストの結果はこちらから。






via wired

2009年3月12日木曜日

クリエイティブ・シンポシオン2009

広告批判のファイナル・イベントだそうで、3月12日(木)から17日(火)まで、場所は南青山の梅窓院祖師堂。よくもまぁ、これだけ文化人を集めたものですなぁ。




ナイトプログラム 3/13(金)

広告夫婦がゆく!!ナイト 

ナビゲーター 福里真一・三井明子

ゲスト 赤瀬川原平

ナイトプログラム 3/14(土)

ものをつくる、こころ。ナイト 

ナビゲーター 杉山恒太郎 

ゲスト 澤本嘉光・高崎卓馬

ナイトプログラム 3/15(日)

UP!!

広告批評ナイト
現代の冒険者と新しいジャーナリズム

ゲスト 石川直樹

聞き手 河尻亨一(小誌編集長)

螺子式

 先日、ネジ商人の方と話しをする機会があった。製造方法、歩留まり、工場監査のときに見るべきポイントなど、ブログでは書けない超オモシロ話しが沢山。その方は、ネジをやる前は接着剤を売っていたそうで、まさに「接着人生」。

石垣「一番強い接着剤って何ですか?」
ネジ商「そりゃあ、住友3MのVHB(アクリルフォーム構造用接合テープ)でしょう。」
石垣「あーあの黒いヤツですか。もっと強いのは無いんですか?」
ネジ商「そしたらやっぱりネジですよ、それか溶接」
石垣「溶接ってやっぱり最強なんですよね?」
ネジ商「うーん、あとはバクチャクかなぁ」
石垣「バ、、、バクチャク?なんですかその物騒なのは」
ネジ商「爆発圧接(爆着)っていって、ダイナマイトで金属同士をくっつけんのよ」


バクチャクによってセラミックとアルミが一体化した謎の物体君。
バクチャクを使えば、どんなものでもくっつくらしい。

うーむ、すごい、すごすぎる。人間の力の及ばない部分をコントロールするという、工学の身体的オモシロさの原点をみたような気がする。それは、今や色あせた「メタルカラーの時代」にも通じるものがある。もはや夢の無くなった「理系」から、学生はどんどん離れていってしまっていると聞く。それは、身体的オモシロさの欠如が関係しているのかもしれない。ロボットは今でも人気だし。



2009年3月10日火曜日

人工衛星を見よう!

いつも下ばっかり見ているケータイ利用者に空を感じてもらおう、というコンセプトはKDDI&森本千絵のsoratoにもあった。

photo

これの夜バージョンともいえる、携帯プラネタリウムなるものがあるらしい。しかも住所を入れるとちゃんとその日その場所の星座が表示され、人工衛星の軌跡まで確認できるというスグレモノ。

mobile_pl1.jpgmobile_pl3.jpg

via デザインの扉

2009年3月8日日曜日

パーティーで大活躍する妄想チーズ

macフナミズさんのpetit inventionに、新しいシリーズが追加された。名づけて、 「Don’t Move My Cheese」。アイディアもさることながら、レンダリングが非常に美しい。

wine glass identifier made of cheese

wine glass identifier made of cheese

wine glass identifier made of cheese

wine glass identifier made of cheese

2009年3月5日木曜日

チャック・ホバーマンの幾何学デザイン

以前、てんてんだまをはじめとする幾何学デザインのことを書いた。



これを作ったデザイナーは、「トランスフォーマブル・デザイン」を標榜するチャック・ホバーマン氏だということを最近知った。ルトレイク冬季オリンピック(2002年)で可動式のアーチをデザインした人だという。

http://www.ladesigntech.org/images/hoberman_arch_with_dancers_550.jpg

構造計算の専門家の方が、「よく計算された建造物は美しい」といった話しをされていた。「景観」と「計算」のつながりをバランス良くデザインする事は、デザイナーの持つ基本的な身体能力なのかもしれない。

2009年3月3日火曜日

デザイン思考の「キャッシュ」

「良くそんなに毎日ブログを更新できますね!」と言われる。
「ちゃんと仕事してるんですか?」とも聞かれる。
ブログは毎日更新されているし、ちゃんと仕事もしているけど、「毎日ブログを書いているワケではない」。

デザイン思考ブログの管理画面、未公開のコンテンツが常に一週間分くらいキャッシュされている

bloggerやwordpressといった大抵のCMS(コンテンツ管理システム)では、情報公開日を設定することができる。だから、今読んでいるこの記事は一週間くらい前に書かれたものだったりする。良く「この話しをブログで宣伝して」と頼まれたりするのだけれど、すぐに反映しても更新は1~2週間先になってしまうのだ。

チャンクとキャッシュ
人の認知や思考の広がりには限度がある。メインディッシュを見ながらサラダを食べても美味しくないから、料理はひとまとまりのシリーズごとにサーブされる。これをチャンクと呼ぶ。同時に認識できる限界として、マジックナンバー7というのも良く知られたチャンクで、GUIの設計などで良く考慮される。
ブログのような毎日細切れの情報を断片的に書くと、そのたびに思考のモードを変えなくてはならない。これでは時間的効率が悪い。コンピュータ科学ではこれをスワップアウトといって、エンジニアはなるべくスワップを避けたがる。
短期記憶、長期記憶、ノートなど、外部記憶装置を持つ人の脳は、情報理論的に見ればずいぶんコンピュータに似ている。だからコンピュータ科学の合理的要素は、生活の中に積極的に取り入れるようにしている。名づけて「アルゴリズム生活のすすめ」。

アルゴリズム生活のすすめ
アルゴリズム生活のひとつが、キャッシュ(cache、現金cashのことではない)だ。cacheとはいわば一時保管場所で、1960年代にIBMによって実装された技術だ。人間世界でいえば、それはこのブログのように「成果物を蓄積して小出しにする」ことに近い。
あるチャンクでしか事物をとらえられない人間にとって、キャッシュを効率的に使う事で生産活動を高められる。デキル人の仕事ぶりを見ていると、無意識にチャンクやモードの使い分けと、キャッシング(サラ金のことではない)をしているようだ。

2009年3月2日月曜日

3Dプリンターが身近になってきた

Make Japanで、3DプリンターのオンデマンドサービスShapewaysが紹介されていた。これは日本からも発注でき、誰でも三次元データさえ作れれば、3Dプリンターによる出力結果を得ることができる。

 

好きなメッセージをモチーフに指輪や照明をつくってくれるサービス、結婚記念日にいかが?

最近はフルカラータイプのもの、30万円で買える卓上タイプのもの、300万円程度の業務タイプのものなど、バリエーションも豊富になってきたようだ。

日本ではTKLS(ツクルス)が立体出力サービスをはじめ、多色印刷やABS樹脂のものなど、用途に応じた様々な形式で出力をお願いすることもできる。値段も1万円程度からとお手ごろ。
ラピッドプロトタイピングが普及することで、3次元形状データをメディアとした様々な商品展開が期待される。

2009年3月1日日曜日

なつかしき立体音響

音響系のイノベーションといったら、5.1chやらBOSE QuietComfort3 ノイズキャンセリングヘッドホンの普及あたりだろうか?



もう10年以上前になるだろうか。ヒューゴ・ズッカレリ氏の発明したホロフォニクスという立体音響が公開されたときは、ビックリしたものだ。何せステレオのヘッドホンから立体音響が聞こえるのだから!ぜひ上の動画を、ステレオヘッドホンで聞いてみて欲しい。

DIYで立体音響
でも良く考えたら人間の耳は2個しか無いのに、ちゃんと立体的に音をとらえられる。いったいどういう仕組みになっているのだろうか?という質問に168円で答えてくれているのが、デイリーポータルZの松本圭司氏の企画だった。これは本当に面白い。この技術、何か役に立つ応用方法は無いものですかね?