2008年11月17日月曜日

IDEO社長の上手なプレゼン

 このブログの読者のほとんどはIDEOをご存知だと思います(わからない方は、CNETの記事をご参照ください)。IDEOに代表されるイノベーションデザインの手法(と日本文化の関係)については、そのうちこのブログでも特集してみたいと思っていますが、今日はTim Brown氏のプレゼンテーションの話しです。

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 こちらから、TimBrown氏が先日行ったプレゼンテーションビデオを見ることができます(via イソムラ式)。創造性を高めるために、子供のようになることが大切だ、という話しから、遊び(自由な発想)、フィールドワーク、シミュレーション、プロトタイピングなど、いわゆるIDEOメソッドを上手に説明しています。英語がわからなくても何となく楽しめるので、どうぞご覧下さい。


Tim_brown

やっぱり梅ちゃんは天才だった

 鼻から豆飛ばしの梅ちゃんこと梅垣義明氏のライブ。会場の右半分の客には「椎茸」、左半分には「ネギ」を配り、客に投げあいさせる。
 そしてこのとき歌うのは竹内まりやの「ケンカをやめて~私のために争わないで~♪」。



 紙オムツをして、その中に次々にビールを注ぎ込んで歌ったり、ラストはラップ越しにキス(もちろん、男性客しか狙われない)など、観客とプレゼンターとの肉体的なインタラクションについて研究に研究を重ねた内容だ。
 単一民族ならではの「あうん」「わびさび」によって文化が維持されてきた日本では、ビジネスや生活の場において身体感覚溢れる「インタラクション」というものが必要とされてこなかった。もちろんそれは例えば「逆さ箒」や「談合」のように高度に抽象化された独自の文化を生んでいて、独特の美しさを生んでいるわけだけれど。
 しかしグローバル化の中では、多数の中でコンセンサスを生み出す方法とか、短い時間でわかった(ような気にさせる)テクニックといった点で、日本人にも身体性溢れる表現が求められている。「お笑い」という文化には、そのためのコンセプチャルなヒントが沢山あるのかもしれない。