2009年10月8日木曜日

未来のケータイは、ツヤツヤ系とパキパキ系!?

先日、「おすそわケータイ」で受賞させていただいたFUJITSUモバイルフォンデザインアワード2009。せっかくなので、他の入賞者の方の作品も紹介したいと思う。

ツヤツヤ系

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田渕 寛之さんの 「chamelephone」は、携帯を置いたところの表面のテクスチャーを取り込み、携帯自体の壁紙にすることができる、というもの。使う時間よりも置く時間の方が長いケータイのインタラクションに着目しつつ、とても美しいレンダリングが目を惹きつけられました。聞けばまだ学生さんとのこと、就職は引く手数多!?

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韓国からいらしたKwak yeonさんの「アメーバフォーン」は、墨のような液体が封じ込められた化粧品コンパクトのような造形。普段は花器のような透明感のある佇まいで、指を触れると墨が広がってインタフェース部が現れる、というもの。

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工業デザイナーYANさんの「soap」は、富士通ケータイの特徴である防水機能をうまく生かした作品。つるつるとした表面形状とあいまって、常にサーフェイスを清潔に保つことが出来る。

パキパキ系

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イギリスで建築の仕事をされているというHanna Sahlenさん、Sachiko Munakataさんによる「FOLD-A-PHONE」という作品は、どこか日本的な香りのする元気プロダクト。これは、ミウラ折りだろうか?

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Jin-gwon GOさんの「Gesture」は、カメラを持つ動作(ジェスチャー)をすると、カメラ機能が起動するというもの。カッチリとしたスライド機構がわかりやすい。

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田中 泉さんのAdjustickは、鋭利なスティックの中にプロジェクターが納められており、キーボードからディスプレイまで全てが映し出されるというもの。セルオン社製のバーチャルキーボードや、今流行のモバイルプロジェクター、それと燃料電池あたりを組み合わせれば、3年後くらいに実用化できそうな雰囲気だ。

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工業デザイナーの伊藤 裕二さんの作品「F-Circle」は、シャープな幾何形体が新しさを感じさせる。

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五十嵐 渉さんの「KA○RA(瓦)」は、オドロキのギミックが仕組まれている。聞けば機構設計がご専門とのこと、なるほどなるほど、これはプロの仕業ですな。