電車で、隣の席のスポーツ新聞に書いてあった記事。
なんでだろう?と思って候補選定理由をみると、「ジャパニーズポップカルチャーをグローバルなエンターテインメントビジネスとして成立させるプロジェクトデザイン」だそうで。カタカナばっかりで、やっぱり良くわからない。
少なくとも「工業デザイン」と「興行デザイン」とでは、業界も手法もずいぶん違うので、○○賞という形で単純に比較するのは難しいだろうなぁ。
2010年9月30日木曜日
グッドデザイン大賞に、AKB48?
ラベル:
コミュニケーションデザイン,
日本×デザイン
2010年9月27日月曜日
バリアフリーをアートの視点で考えると?
せんだいメディアテークの企画展「いま、バリアとは何か」。バリアといっても、ユニバーサルデザインやバリアフリーのことだけではないらしいが、よくわからない。そもそもこのバリアだらけのWebページ、何とかならないものかしら。いったいいつ、誰が、何のために、どこで何をやっているのか全然わからない。と思ったら、それもそのはず、紹介文によれば、
- 合理主義的に進められるコミュニケーションのなかで、私たちは、内省的な深い考察が生み出す時間的な間や表現上の質感を発揮できなくなっているのではないでしょうか。
それはさておき、以下の光島貴之さんの作品は、一度見てみたい。
光島 貴之(MITSUSHIMA Takayuki)
- 1954年京都生まれ。10才ごろ失明。1995年カッティングシートやラインテープを用いた独自のスタイルで「触る絵画」 の制作を開始。見えていたころの記憶をたどりながら色を選び、何気ない日常の中から触る世界のおもしろさを表現する。国内外の美術館・ギャラリーでの展覧 会や、触覚に注目したワークショップなど多数開催し、近年は音の作家とのコラボレーションも試みている。
光島貴之 音と触覚で生活世界をなぞる
- 段差や障害物、匂いや話し声をランドマークにしながら生きる美術作家 光島貴之の日常をなぞりながら、取り除かなければならないバリア、いろんな人 を巻き込んで楽しむことができるバリア、作り替えたいバリアについて、音や触覚などの「気配」の展示により体感するプロジェクトです。
■会 期 | : | 2010年10月23日(土)~12月26日(日) |
■会 場 | : | 7階スタジオ |
■時 間 | : | メディアテーク開館時間内 |
■観覧料 | : | 無料 |
その他の出展作家はこちら。
ラベル:
メディアアート,
ユニバーサルデザイン
歯ブラシから洗髪ロボットまで!?世界の福祉機器が東京に集結
もう37回になる、国際福祉機器展。これからの高齢先進国日本を担うデザイナーとエンジニアにとっては、アイディアの宝庫かも?
私が気になるのはPanasonicの洗髪ロボット。この手のものって、それこそ筑波万博のころからコンセプトはあったと思うのだけれど。こうやってプロトタイプを出し続けて、世の中に探りを入れる事が大切なのでしょうね。
洗髪ロボットのプロトタイプ写真。
ラベル:
プロダクトデザイン,
ユニバーサルデザイン,
日本×デザイン
2010年9月24日金曜日
デザイナー志望の子に、どうやってその夢を諦めさせるか
- 好きなものを仕事にしている人というのはどこか頭がおかしい。まともに考えればリスクを負わずに普通に働いた方が楽しい人生を送れるに決まっているわけです。それでもその職に就く人間はそういう普通の感覚が麻痺してしまうくらいそれに賭けてきてしまった人たちなわけです。なので、まず「○○になろうかどうか迷っている」とか人に相談している時点で、もうその人は向いていない。感覚がまともすぎる。(hatenalabo, PictorialConnect)
当たり前と言えば当たり前の話し。学校やメディアが「仕事」に対して、あまりにも視覚的・皮相的で広告代理店的なイメージを与えすぎている。例えば消防の仕事は映画「バックドラフト」のような華やかなものではないし、フラワーアレンジメントの仕事は決してメルヘンチックではない。私が厚生労働大臣になったら、まずは虚像の生成装置である「キッザニア」を強制解体しよう。そうしよう。
だいたい日本では、「仕事に対する夢を捨てる」という事がいかにも悪いことのように思われている。むしろ私は、「その人がかつて、将来の仕事に対してどのような夢を持っていて、それがどのように打ち砕かれたか」を具体的かつ詳細に聞くのが楽しい。なぜなら「打ち砕かれた夢」というのは、バラバラになりながらも心の中に散在していて、仕事のふとした部分に見え隠れするからだ。例えば「画家になりたかった人」がつくったExcel文書はグラフの色使いが美しかったり、「格闘家になりたかった人」が設計する機械はどこか暴力的な要素がある。
その人たちはきっと、本当は文書作成や機械設計の仕事がしたいのではない。Excelを通じて画家となり、ロボットの機構を通じて格闘家になっているのだと思う。概念とイメージでつくられた幼稚な虚像である「夢」を、いかに無味乾燥な現代社会にアジャストして行くか、それが良い仕事を見つけるポイントだと思うのだ。ちゃんとそういうことを学校で教えて欲しいなぁ。
ラベル:
日本×デザイン
2010年9月21日火曜日
ファッションの技術革命(動画)
スプレーして「着る」ことのできる服。着心地のほどは、、、?
デザイナーにはおなじみ、フセイン・チャランのビデオドレス。
一枚の布からチョキチョキしてつくる、ISSAY MIYAKEのA-POC。
(gigazine)
ラベル:
メディアアート
2010年9月14日火曜日
バウハウス・キッチン展
開館期間 | : | 2010年9月18日(土)~2010年12月12日(日) |
開館時間 | : | 10:00より18:00まで(ご入館は17:30まで) |
休館日 | : | 月曜日[9月20日、10月11日は開館] |
入館料 | : | 一般:700円(600円)、65歳以上:500円(400円)、大学・高校生:500円(400円)、中・小学生300円(200円) ◎()内は20名以上の団体料金 ◎ 障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料。 |
主催 | : | パナソニック電工 汐留ミュージアム、朝日新聞社 |
詳しくは、こちら。
2010年9月13日月曜日
ミサワホーム総合研究所のバウハウスコレクション(無料公開中)
高井戸にあるミサワホーム総合研究所のBauhausコレクションが一般公開中!
今週いっぱいまで,最終日はギャラリートークがあるとのこと.
無料ですが,事前予約が必要です.
美術館のホームページはこちら。
プレスリリースと詳細はこちら(PDFが開きます)。
ギャラリートークについてはこちら。
- 「バウハウスの工房Ⅱ」展概要
- 開催期間:6月7日(月)~9月17日(金)
- 主な展示作品:
- 「チェスセット」ヨゼフ・ハルトヴィッヒ(1924年)(箱のデザイン:ヨースト・シュミット)
- 「広告習作・ヴェルトヘルツァー」エーリッヒ・ムロツェック(1930年頃)
- 「ペーターハンスの授業・無題」ヘルベルト・シュルマン(1932年)
- 「クラブ・アームチェアB3(ワシリー)」マルセル・ブロイヤー(1925年)(製造:standard möbel 社1928/29年頃)
- 「展示会パビリオン案」ヘルベルト・バイヤー(1924年)(再制作1960年)
「ミサワ バウハウス コレクション」施設概要
ミサワホームは、平成8年に「ミサワ バウハウス コレクション」を開設しました。
作品約1,500点、蔵書約13,000点、資料約1,200点におよぶコレクションの中から毎回異なるテーマで企画展を開催。建築やデザインに携わる方々をはじめ、一般の方々に公開しています。
・運 営:(株)ミサワホーム総合研究所
・所 在 地 :東京都杉並区高井戸西1―1―19 ミサワホーム総合研究所内1F・B1F(井の頭線高井戸駅より徒歩8分)
・ T E L :03―3247―5645
・開館時間:10:00~12:00、13:30~17:00(金曜のみ19:00迄)
*要予約(休館日を除いた前日までに電話にてお願いします)
・ 休 館 日 :毎週水・土・日曜日、祝日
・観覧料:無 料
2010年9月8日水曜日
本当に怖いiPhoneアプリ特集(動画)
iPhoneアプリ「呪怨」、白黒の子供の顔で遊ぶと、本当に怖い。
呪怨の外国版、Zombie Booth。欧米の人が感じる恐怖って、ゾンビとかドラキュラとかモンスターとか具象的なものになりがち。日本人の「ユーレイ」の感じって、なかなか伝わりにくいんだろうな。
飼い猫に、Zombieアプリを適用してみた人。すごいことになってる。。。
自分の顔がどんどん老けていくHourFace。
おきまりで、、、HourFaceを犬に適用した動画。
写真を元に、勝手なことをしゃべらせてしまうことができるPhotoSpeak。リアル西郷隆盛、マイケルジャクソンを歌わされる福沢諭吉など。
おちおちインターネットで写真を公開しようものなら、勝手な動画を作られてしまう時代なのですね、怖い怖い。
ラベル:
インタラクションデザイン,
情報デザイン
2010年9月7日火曜日
2010年9月6日月曜日
視覚・聴覚障害者が「WEB版コールセンター」を担当 大阪・交野市が実証実験
- 大阪府交野(かたの)市がインターネットを活用し、市内の聴覚障害者や視覚障害者がオペレーターになり、住民からの問い合わせ対応や高齢者らの安否確認 を支援といった行政サービスを提供するネット版コールセンターを設置することが分かった。専用の端末を使い障害者に就労の場を提供する取り組みで、来年度 から実証実験を始める。
- 交野市は大阪府北東部に位置する住宅地が広がる街。人口8万人足らずだが、身体障害者手帳を持つ市民は3・3%にあたる2635人(3月末現在)で、そ の率は全国の2・7%と比べて高く、障害者の就労支援が課題になっている。また、独居の高齢者や高齢者夫婦のみの世帯が急増しており、安否確認のニーズも 高まっている。
- このため市は視覚、聴覚障害者が在宅でも仕事ができる方法を模索。インターネットを使い、住民から市への問い合わせや、高齢者の安否確認の代行といった業務の担い手になってもらう計画を立てた。
- ただ、市販のパソコンだと障害者の操作が難しいため、障害者向けICT(情報通信技術)システム開発の実績がある神戸市と神奈川県のNPO法人が近く開発する端末を使うことにした。
- ネットを通じた市民からの問い合わせに対して、聴覚障害者は文字や文章でやりとりする「チャット」機能を使い意思疎通をする。また、視覚障害者は市民か ら寄せられた高齢者の安否確認や情報提供の依頼を受け、高齢者宅へ電話をかける。そこで異常が見つかれば市に通報し、市の職員が訪問するという。
- 今回の取り組みに必要な行政サービス情報や高齢者の情報については、ICT企業が運営する外部記憶装置に保存する「クラウド・コンピューティング」と呼 ばれるシステムで運用。将来的に他の自治体が参入して共同運営しやすくなり、維持管理コストを大幅にカットできる利点があるという。
- ただ、個人情報を外部に保存することで情報流出の危険性が高まるため、交野市はクラウドで運用しても問題のない情報の範囲を精査することにしている。
- 交野市によると、市民が情報を得る手段は6割が市の広報、3割が新聞などで、ネット経由は現状では5%にとどまる。このため、市は「将来的にネットの問い合わせだけでなく、即時性の求められる問い合わせにも対応できるコールセンターに発展させたい」としている。
(産経新聞)
ラベル:
ユニバーサルデザイン,
情報デザイン
2010年9月3日金曜日
iPhone装備の最新鋭救急車(仙台市)
仙台市消防局が、流行している携帯端末「スマートフォン」を使って救急患者を素早く病院に運ぶシステムを独自に開発し、活用している。救急車内でリアルタイムに病院の受け入れ可否情報を入手し、効率よく搬送先を選ぶことができる。4月から使い始め、成果も出ているという。同局によると、全体の動きを把握する指令課と各救急隊員がリアルタイムで情報を共有する仕組みは全国初という。
システムは、スマートフォンの画面で専用のウェブページに入って使う。119番などの通報があると、スマートフォンに通報者のいる場所から近い順に医療機関が表示される。救急隊員は、救急車内で患者の容体を診て適当な診療科を見極め、画面上の医療機関を選んでタッチすると、電話がかかる仕組み。そこで受け入れ可能とわかれば、医療機関に急行する。スマートフォンは全22台の救急車に配備している。
従来、救急隊員は出動時に、直前の時間帯までに把握できた医療機関の受け入れ状況十数件が書かれた紙を渡され、それをもとに搬送先を決めていた。だが、ほかにも救急車が出ていた場合、お互いにどこの医療機関を探しているのかはリアルタイムにはわからず、先約がいてほかを当たらざるを得なくなるケースも少なくなかった。
新システムでは、例えば熱中症の疑いの高齢女性を搬送時に目当ての病院から受け入れを断られた場合、その情報を隊員が入力。スマートフォンを通じ、同時刻に出動しているほかの救急車にも提供される。似た年齢や容体の患者を搬送している救急車は、その病院を避けて、ほかの病院に照会をかけられる。受け入れ情報も共有される。全体的な効果の度合いは検証中だが、新システムを利用したことで一度で搬送先を決められた事例もあったという。
(asahi.com)
システムは、スマートフォンの画面で専用のウェブページに入って使う。119番などの通報があると、スマートフォンに通報者のいる場所から近い順に医療機関が表示される。救急隊員は、救急車内で患者の容体を診て適当な診療科を見極め、画面上の医療機関を選んでタッチすると、電話がかかる仕組み。そこで受け入れ可能とわかれば、医療機関に急行する。スマートフォンは全22台の救急車に配備している。
従来、救急隊員は出動時に、直前の時間帯までに把握できた医療機関の受け入れ状況十数件が書かれた紙を渡され、それをもとに搬送先を決めていた。だが、ほかにも救急車が出ていた場合、お互いにどこの医療機関を探しているのかはリアルタイムにはわからず、先約がいてほかを当たらざるを得なくなるケースも少なくなかった。
新システムでは、例えば熱中症の疑いの高齢女性を搬送時に目当ての病院から受け入れを断られた場合、その情報を隊員が入力。スマートフォンを通じ、同時刻に出動しているほかの救急車にも提供される。似た年齢や容体の患者を搬送している救急車は、その病院を避けて、ほかの病院に照会をかけられる。受け入れ情報も共有される。全体的な効果の度合いは検証中だが、新システムを利用したことで一度で搬送先を決められた事例もあったという。
(asahi.com)
ラベル:
インタラクションデザイン,
ユニバーサルデザイン,
情報デザイン
2010年9月1日水曜日
視覚障害者と年賀状
香り付き年賀状の裏に、点字でメッセージを書いたら、ちょっとオシャレだろうか。平安貴族は、文香(ふみこう)といって自分の好きな香りを手紙にしたためて送ったとか。
(PONさんのお手紙生活)
- 郵便事業会社(日本郵便)と郵便局会社は31日、2011年用年賀はがきを11月1日から販売すると発表した。人気の「ディズニーキャラクター年賀」では年賀用で初めて香り付きはがきを発売する。総発行枚数は昨年と同規模の約39億枚の予定。
- 「くまのプーさん」の絵柄を軽くこすると花の香りがするはがきは10枚セット700円で30万枚発行。インターネット通販と東京都内の6郵便局で取り扱 う。また、カーボンオフセット年賀(インクジェット紙)は古紙配合割合を55%以上(昨年は40%以上)まで高めた用紙を使用する。
わたしは点字が読み書きできないので、年末までに点字変換機能付きテプラを買わないと。
(文具ハック)
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コミュニケーションデザイン,
ユニバーサルデザイン
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