2010年9月27日月曜日

バリアフリーをアートの視点で考えると?

いま、バリアとはなにか

生活の画より 2010年

せんだいメディアテークの企画展「いま、バリアとは何か」。バリアといっても、ユニバーサルデザインやバリアフリーのことだけではないらしいが、よくわからない。そもそもこのバリアだらけのWebページ、何とかならないものかしら。いったいいつ、誰が、何のために、どこで何をやっているのか全然わからない。と思ったら、それもそのはず、紹介文によれば、
  • 合理主義的に進められるコミュニケーションのなかで、私たちは、内省的な深い考察が生み出す時間的な間や表現上の質感を発揮できなくなっているのではないでしょうか。
ひょっとして、わかりにくい案内によって内省的な深い考察が生まれて、時間的な間や表現上の質感を発揮できるということか?
それはさておき、以下の光島貴之さんの作品は、一度見てみたい。

光島 貴之(MITSUSHIMA Takayuki)
  • 1954年京都生まれ。10才ごろ失明。1995年カッティングシートやラインテープを用いた独自のスタイルで「触る絵画」 の制作を開始。見えていたころの記憶をたどりながら色を選び、何気ない日常の中から触る世界のおもしろさを表現する。国内外の美術館・ギャラリーでの展覧 会や、触覚に注目したワークショップなど多数開催し、近年は音の作家とのコラボレーションも試みている。

光島貴之 音と触覚で生活世界をなぞる

  • 段差や障害物、匂いや話し声をランドマークにしながら生きる美術作家 光島貴之の日常をなぞりながら、取り除かなければならないバリア、いろんな人 を巻き込んで楽しむことができるバリア、作り替えたいバリアについて、音や触覚などの「気配」の展示により体感するプロジェクトです。
■会 期 2010年10月23日(土)~12月26日(日)
■会 場 7階スタジオ
■時 間 メディアテーク開館時間内
■観覧料 無料

その他の出展作家はこちら