真田家の家紋
点字の発明が、フランス人のルイ・ブライユによるものだと誤解している人が多い。
ブライユから遡ること200年以上前、戦国時代の武将、真田幸村(真田信繁)によって、世界初の縦書き六点式点字が発明されていたのだ。
幸村は、あの有名な「大坂夏の陣」において、濃霧のために情報伝達が遅れ、味方を救えなかったことをたいそう悔やんでいたという。そして、濃霧や夜間であっても伝達文を読むことが出来るよう、縦書きの六点式点字を発明した。
これは小銭を横3列×縦2行に並べて布に結びつけたもので、ブライユの点字に比べれば大きく重いものだったが、
- 調達が容易である
- 鎖帷子のような構造となり防御力に優れる
- バラバラにするだけで情報を消去でき、しかも通貨として使用できる
など、調達・運用・保安の観点から戦略上非常に優れた点もあった。
この幸村式の六点点字は、後に真田家の家紋として受け継がれることとなる。
元永硬貨
当時使われていたと思われる点字表
(注意:この記事は4月1日に投稿されました!)