上の写真はそれぞれ、左側が「一般色覚者の見え方」、右側が「色弱者(P型)の見え方」のシミュレーション結果となっています。赤色LEDというのは、一般にごく狭い光学スペクトルしか出ていないため、結果的に色弱者(P型)に対しては見えにくい製品になってしまうようです。
色弱者・色覚異常・色盲・色弱・色覚障害・色覚特性と称される方々は、日本では男性の20人に1人(打ち間違いではありませんよ)、女性の500人に1人、日本全体では300万人以上いるとされています。世界では2億人を超える人数で、血液型がAB型の男性の比率に匹敵します。
※以上、CUDO(カラーユニバーサルデザイン機構)のサイトより。
星和電機(昭和24年創業)は日本のオプトデバイス業界では老舗ですが、今回、CUDOの認証を受けた「バリアフリーLED'S」のシリーズを業界ではじめて販売開始したとのこと。LEDの波長特性を自由にコントロールできる技術があるからこそ、こういった素晴らしい応用製品が開発可能なのでしょうね。
詳しくは以下を参照してください。
http://www.seiwa.co.jp/OPT/001604.html