2011年6月29日水曜日

津波廃材でボランティアがカラフル表札をデザイン、「仮設住宅にも彩りを」


デザインで出来るボランティア、こんなところにも。


  • 東日本大震災の津波で流された廃材を使い、宮城県立高2校の生徒87人が仮設住宅用のカラフルな表札を作った。「少しでも華やげば」と願いを込め7月上旬にも、同県女川町の仮設住宅で暮らす被災者に贈られる。
  • 女川町の非常勤講師、梶原千恵さん(28)が美術を教える石巻好文館高校(石巻市)と石巻西高校(東松島市)の生徒たち。梶原さんが休憩時間に作り始めたのを見て、好文館の女子生徒が「うちも被災して表札が必要だから作ってみたい」と手を挙げ、授業で作ることに。石巻西の生徒たちも賛同した。
  • 廃材をのこぎりで切りヤスリで磨く。ひらがな・漢字・ローマ字などで名字を彫刻刀で彫り、アクリル絵の具で仕上げる。石巻西高3年の及川あかねさん(17)は「殺風景な仮設住宅が少しでも華やげばうれしい」と話す。作った表札約90個は石巻市立町(たちまち)2の「ボーイズギャラリー」で26日まで展示されている。【津久井達】

http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/20110620dde001040031000c.html