なんだか残念だなぁ.
「公団ゴシック」とは旧道路公団が独自にデザインしたもので,「時速100kmの高速走行でも文字が読める」というコンセプトでつくられているらしい.そのため,画数の多い漢字については工夫が凝らされている。同じようなフォントはこちらからダウンロードできる.
(デザインのフチ)
2010年12月29日水曜日
高速道路の標識が「公団ゴシック」から「ヒラギノ角ゴシックW5」に
2010年12月28日火曜日
実寸大の女性が潤んだ瞳でささやくiPadアプリ「iうるる」
2010年12月17日金曜日
デザインは生き残れるか?(「広告」2011年1月号)
「広告」2011年1月号
特集:関係を生むデザイン
■巻頭インタビュー
21世紀のデザイン革命とは? ~バックミンスター・フラーの限界と可能性~/芹沢高志
デザインは関係へ向かう ~関係を生むデザイン、関係が生むデザイン~/内山 節
■生き残るための「関係を生むデザイン」
1 パートナーをデザインする
『ラブプラス』とパロに見る1.5人のコミュニケーション
2 人と地域の関係をデザインする
地元、移住、観光 ~行動を起こすきっかけづくり~
3 遠い他者との関わりをデザインする
「世界を変えるデザイン」と「ピープルデザイン」が目指す社会
4 WEBは新しいリアルをデザインする
オンラインクローゼット、ネットワーク・フォトフレーム、アイドルのデザイン
5 新しい求心力をデザインする
コミュニティレストラン、コミュニティスクール、長屋街再生
【総括】 デジタルエイジと関係を生むデザイン
■17人に訊いた、デザインの本来と未来
Q1 あなたにとって、デザインとは何ですか?
Q2 これからの社会にとって、デザインはどういう役割をもつと思いますか?
・参
・石橋勝利
・紺野 登
・池上高志
・鳥越けい子
・西沢立衛
・SEMI TRANSPARENT DESIGN
・安積朋子
・山中俊治
・松井龍哉
・坪井浩尚
・皆川 明
・田中功起
・青木 淳
・BjÖrn Kusoffsky
・Erik Kessels
・NOSIGNER
■ARS ELECTRONICA2010 「リペア」というデザイン。
■オレンジから学べること/アンドリュー・エセックス
■ いい体験を生み出すデザイン/吉岡徳仁
■連載
・つぶあん工房のつぶやき日記「縄文のデザイナー、ジョモンさん」/つぶやきオヤジ
・日常の狂気「キオスク」/嶋 浩一郎
・トレンド「ファッションとデザインの“かかわり”をデザインする」/川島蓉子
・新・音楽風景「Spotifyにみる、音楽配信の新しい可能性。」/津田大介
・メッセージする建築「レンタル・スペースになった渋谷の超前衛住宅」/五十嵐太郎
・この人と話したい ~日本文化デザイン会議プラス/vol.7 小黒一三×本田晶大
・RE:SOURCE/vol.7 鈴木康広
・発笑法/vol.7 ジャルジャル
・広告脳な言葉、非・広告脳な言葉/前田知巳
・発想コンペティション
2010年12月10日金曜日
2010年12月8日水曜日
人工網膜で視力回復、オデコから舌まで
2010年12月6日月曜日
2010年11月29日月曜日
デカルト、良き企画者になるための教え
わたしは何となく、合理的で還元的な考え方が好きになれない。彼らは社会や人生観までも意味もなく機械的な部品単位にまでバラバラにしてみようと試みる、冷徹な解剖屋のようにみえる。例えばこんな感じだ。
- 第一に、明らかに真であると認められない限り、どんなことも決して真であると受け入れないこと。つまり、きわめて慎重に、早合点や先入観を避けること。あらゆる疑いをも取り除くほどにはっきりと明瞭に、わたしの知性に示されること以外は、決して判断に含めないこと。
- 第二に、それぞれの問題を、できるだけ多く、そしてより良い解決に必要とされるだけ、たくさんの小部分に分けること。
- 第三に、自らの思考を順序良く導くこと。もっとも単純で、もっとも認識しやすいことから始め、少しずつ階段を上がるようにし、最も複雑な認識にまで上りつめること。そして、そのままではどちらが先にあるのか分からないものの間にも順序を仮定しながら行うこと。
- 最後に、どんな場合においても、一つ一つ完全に数え挙げ、総合的な見直しを行い、なに一つ見落としたものはないと確信すること。
確かに、20世紀まではそれで良かったのかもしれない。しかしその結果、現代の科学的世界観はどうなったかというと、たとえば人間そのものについてDNAレベルにまでバラバラにして考えた結果、「人間とチンパンジーは数%しか違わない」という実にどうでも良いマヌケな話しになってしまったではないか。
種族のイドラ
フランシス・ベーコンは人間の思考の「くせ」のようなものを「種族のイドラ」と読んでいくつかのグループにまとめている。かいつまんでいえば、それらは次の2つのようになる。
- すぐ物事を一般化しようとする
- 肯定的なものにばかり心を奪われる
イドラーの掟
企画屋(少し広い意味でのデザイナーも含む)は、少なくとも発想の段階においては、デカルトであってはいけないと思う。いやもちろん、その発想を明文化し、演説し、説得し、お金を集め、人に知らしめ、メディアに載せるためには、論理的なツールを存分に使えば良い。そんな手引き本は山ほど出ている。そして、自分の発想がいかに論理的で実理的であるかを心ゆくまで自慢すれば良い。
しかしこれらはあくまでも、外から見た企画屋の「社会的役割」の話しであって、その人の内面的なクリエイティブの源とは別である。つまり企画屋は、自己の中の自己、という劇中劇を演じなくてはならない生き物なのだと思う。
さてそのためには、こんなイドラ丸出し(イドラー)の掟があっても良いのではないだろうか。
- 第一に、明らかに誤りであると認められない限り、どんなことも全て真であるとおおらかに受け入れること。つまり、誰よりも先に率先して早合点をし、その先入観を誰よりも強く最後まで持ち続けること。自分の知性や客観的な論理を信用せず、天から与えられた感性と直感で判断してみること。
- 第二に、直近の問題をいきなり分析しようとせず、役に立つと思われるできるだけ多くの事例を集めること。そのために沢山の人とコミュニケーションすること。
- 第三に、順序だっている(とされている)ものを徹底的に破壊し、既成概念を跡形もなく消し飛ばすこと。誰でもわかるようなささいな問題解決はひとまず放っておいて、仮説でよいから全体を描き出す「何か」をみつけること。どちらが先か、どちらが優先か、どちらが原因か、そんなことはどうでもいい。時空間を超えて自分のイマジネーションを最大限に高めること。
- 最後に、どんな場合においても美しいアイディア、面白いアイディア、インパクトのあるアイディア、奇抜なアイディアなどを尊重すること。人間がそうであるように、アイディアも完全でなくてよい。見落とし、漏れ、抜け、矛盾、整合性などくだらない側面に気を取られないこと。
2010年11月26日金曜日
あらゆる不平等を可視化する統計地図「カルトグラム」
世界の人口や貿易、宗教などの統計数値を国土の広さに反映させ、ビジュアル化した「カルトグラム(統計地図)」。米ミシガン大と英シェフィールド大の研究者が制作したサイト「Worldmapper」では、それを696種類も見ることができる。
国連のデータなどをもとに、200カ国・地域が変幻自在に形を変える。魚介類の輸入超過量では日本が世界最大の“大陸”になり、戦死者数ではアフリカが膨れあがる。数字に裏打ちされた地図は雄弁だ。
時間の経過とともに“国境”が伸び縮みする動画地図や、ダウンロードできるPDFポスターもあり、至れり尽くせり。ポスターには各統計のランキングとテーマごとの警句が付け加えられ、知的好奇心を刺激してくれる。(士)
(msnより)
動画はこちら。(注:変な音楽がかかります)
2010年11月25日木曜日
東アジアにはいくつの国があるでしょう?
- 4つ
- 3つ
- 5つ
- 1つ
- 韓国政府または日本政府の見解(日本、韓国、モンゴル、中国)
- 北朝鮮政府の見解(北朝鮮、モンゴル、中国)
- モンゴル政府の見解(日本、韓国、北朝鮮、モンゴル、中国)または、中国政府の見解(日本、韓国、北朝鮮、モンゴル、中国)
- 台湾政府の見解(中国ただし中華民国)
2010年11月24日水曜日
デザイナーは手配師か?
- デザイナーというと格好いいが、興奮が冷め何年か過ぎると、単なる「手配師」にすぎなかったのではないかという空しさにおそわれる。(田中一光)
2010年11月23日火曜日
慰問パチンコ大会、31年目に突入
嘘くさいCSR活動も多いけど、こちらはなんだか久しぶりにホッとするニュース。
- 新潟市遊技場組合では11月10日、市内の養護老人ホーム《松鶴荘》にて毎年恒例の老人ホーム慰問ふれ愛パチンコ大会を開催。約50名のお年寄りがパチンコと三味線、民謡に興じた。
- この催しは市内の養護老人ホーム《松鶴荘》と軽費老人ホーム《有明ハイツ》を隔年で訪問、青年部会が中心となりパチンコ大会を実施し、入所者のお年寄りにパチンコと触れあいを楽しんでもらおうというもの。
- 「2年ぶりにやって参りましたが皆さんお元気でしたか? この催しも31回目を迎えましたが、これも皆さんに心待ちにしていただいているおかげです。今日は存分に楽しんでください」
- という新井浩昌青年部長の挨拶で始まった大会では最年長100歳の方を筆頭に約50名のお年寄りが部会員のアドバイスのもとパチンコに興じ、3分間勝負で出玉を競った。なかには「昔は打っていた」という方もいるようで、腕前の方もなかなかのもの。
- 入所者の方は普段外部の催事に接する機会も少なく、同所の東條秀樹所長は、
- 「皆さんの楽しみにしていたパチンコ大会を、リラックスして楽しんで下さい。遊技場組合の方々、いつもありがとうございます」と謝辞。
- 大会終了後にはこれまた恒例、木田松栄次社中の方々が津軽三味線と民謡を披露。また、施設に対し車椅子3台が寄贈された。
月刊グリーンべると
2010年11月22日月曜日
2010年11月19日金曜日
東京・クリエイティブ産業マップ
- TV・ラジオ、映画・ビデオ・写真、音楽、デザイン、建築=港区
- ファッション=渋谷区
- ソフトウェア=千代田区、中央区、港区
- アニメ=杉並区、練馬区
- 工芸=墨田区、江東区、台東区
東京在住で無い方は参考になるのでは.
出展は経済産業研究所.
2010年11月18日木曜日
2010年11月13日土曜日
2010年11月12日金曜日
米FDA、煙草のパッケージデザインに遺体の写真などを強制
slashdotより。グラフィックデザインの自己矛盾。
- 米国で昨年成立のタバコ規制法に基づいて、米Food and Drug Administration(FDA)がタバコの包装に警告表示を義務付ける方針を決め、その警告表示の36種類の図案を発表したとのことである。36 種類の中から9種類を選んで、2012年9月から掲載されるらしい。
以下はその一覧。グラフィックデザイン的には、詰めが甘いですね。こういうものこそ、コンペにしたらいいのに。