2009年2月23日月曜日

モバイルコミュニケーションのセレンディピティ

 成功者の絶対法則 セレンディピティを読んでいたら、面白い話しが書いてあった。モバイルコミュニケーションというのは、「電話(telephone)」と「電信(telegram)」を繰り返しているというのである。つまり、

  1. 電報(teregram)
  2. 電話(telephone)
  3. ポケベル(telegram)
  4. ケータイ(telephone)
  5. メール(telegram)

ほらやっぱり。ということは、メールの次はtelephoneに逆戻りか、いやtelephoneといっても、我々の知っているtelephoneの形ではないはずだ。何か新しい電話のようなものが発明されるに違いない。力学提示?網膜ディスプレイ?触覚?はたまた温度電話?
 「バカなことをいうな、そんなものありはしない」って?それぞれの時代の常識にとらわれていると、ろくなことがない。Wikipediaによると、

  • セレンディピティ(英: serendipity)とは、何かを探している時に、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能を指す言葉である。
とあった。セレンディピティを持たない人は、その時代、その時代に満足し、新しいものをバカにする傾向にある。白黒映画がカラー映画になったときに、ハリウッドの人たちはこぞってこういったそうだ。

  • 「カラー映画だって?ばかばかしい、そんな金がかかるものいるもんか。だいいち、ストーリーは変わらないじゃないか。」
今のケーターメールのスタイルだって、当初PHSでその仕組みを提案した人は随分とバカにされたらしい。バカよばわりされ、クレイジー扱いされる人ほど、実はセレンディピティに溢れている