2009年2月25日水曜日

イノベーションの鬱憤

とにかく経済がヤバいですね、もはや後ろ向きな話ししか聞きません。
年度末といえば、プロジェクトの締めくくりやら何やらで春らしい気分になるものですが、来年度は「赤字」からのスタートで、どの企業もお先真っ暗どころか血の海なわけです。

ちょっと前までデザインや技術系の業界で「イノベーション」が声高に叫ばれていたような気がしますが、もはや何の声も聞こえない。あたり一面、「沈黙の闇」が広がっていることにふと気がつきました。

黙黙黙黙黙黙黙
いまや、やかましいスローガンが懐かしくさえ感じます。IT系であれば、

  • NGN(Next Generation Network)
  • シンクライアント
  • SaaS
  • クラウド
  • ユビキタス
デザインやマーケティング系であれば、
  • アドバンス提案
  • エクスクルーシブ
  • CGM、UGC
  • 感性価値
新しい世界観の提案は、ひと時の夢を見せてくれたし、その夢に向かって動く原動力となっていた気がします。しかし、そうした世界観を象徴するスローガンでさえ、もはや消えうせてしまった。

(つづく)