2010年8月27日金曜日

盲人サッカーの超絶技巧プレー集(動画)



ブラインド・サッカーでは、ゴールキーパーは健常者だが、4人のフィールドプレーヤーは視覚障害者だ。選手たちは、視力の差を公平にするためにアイマスクを着用する。[ボールには特殊な鈴が入り「カシャカシャ」という音がする]

フィールドのプレイヤーは、お互いに名前を呼んだり「ヤー!」と声を出したりする。また、ボールを奪おうとほかのプレーヤーに近づく際には「ボイ!」――「ここにいるぞ」というスペイン語――と声をかけることが決まっている。

ピッチ上では誰もが「ヤー!」と声を出しているわけで、プレイヤーはチームメイトの声を聞き分ける必要がある。また、ボール(足によるタッチの感覚を補助するため、ボールベアリングが入っている)と自分の位置を、ゴールと関連させて把握しなければならない。

[日本でも日本選手権等が行なわれている。公式サイトによると、ゴールキーパーのほか、コーチ、コーラーは健常者が担当し、ゴールキーパーと共にフィールドプレーヤーに声でガイドする。攻撃する側のゴールの裏に立つコーラーは、ゴールまでの距離、角度などをプレーヤーに「6メートル! 45度! シュート!」等で伝える]


(wired)