AXISで特集されている、ダイソン・デザイン・アワード。
- テーマ:日常での問題を解決するアイデア
- 募集期間:2010年2月2日(火)〜7月1日(木)
- 結果発表:2010年10月5日(火)予定
- 賞品:最優秀作品 1作品
- ジェームズ・ダイソン・アワード トロフィー
- 受賞者に賞金約150万円(受賞時の為替相場に準じて変動)
- 受賞者が在籍または卒業の教育機関に寄付金約150万円(同上)
- 英国、またはマレーシアのダイソン研究施設訪問
- 良質な「思いつき」アイディアであること
- つまり、これまで誰も思いつかなかったような「思いつき」であること
- 決してすぐには実現できそうにもないこと、これを「先進性」といいます。
- 遠い将来には、技術的に可能になりそうなものであること
- 上記のことが的確に表現されていて、それっぽい実験データも具備していること
- 英語がしっかり書けていること
- そのアイディアを公開することで、ダイソンに対する注目度がアップすること
- つまり、そのアイディアを実現できる会社が、ダイソンくらいしか無さそうであること
- 具体的には、ダイソンお得意のエアロダイナミクス(流体力学)を応用したものであること
- もっと言えば、エアロダイナミクスによって社会がより良くなるイメージを与えられるもの
- 世界中の誰が見ても、上記のことが一別して認識できるキャッチーなグラフィック表現
- ダイソンお得意のエアロダイナミクスをふんだんに応用した、誰も思いつかなかった思いつきアイディアであって、決してすぐには実現しないにしても、遠い将来にはダイソンによって実現されそうな感触、すなわちその作品を公開することでダイソンに対する注目度がアップすると共に、エアロダイナミクス技術が社会に貢献するというイメージを大胆かつ的確にグラフィックで表現しつつ、的確な英語で説明を補いながら、それっぽい実験データを具備したもの。
昨年度のグランプリである、「蛇口から 水が吹き出て 消火する」という俳句にもなるアイディアは、この全てを満たしていますね。この手の若手向け国際デザインアワードが、編集上手な日本人の名前で埋め尽くされますように!