2011年5月16日月曜日

ロクシタンのイメージ写真のような美しい花と木

Meadow of Losestrife

下はロクシタンのポスター。
こんなところに行ってみたいですねぇ。


人間って、なんでこういう「森を抜けた花園」に興味を示すのだろうか?というのを何となく説明していたのが巌谷 国士「シュルレアリスムとは何か」(ちくま学芸文庫)、5/15まで会期延長のシュルレアリスム展に行く前に読んでみよう。


これによると、文化(culture)の語源はラテン語の農耕(colere)とする説が有力だそうで。
森を切り開いて平地を耕すことで農耕生活が可能となった結果、恐怖と不安に悩まされる余裕のない生活から解放されて時間的余裕が生まれ、ついには様々な文化が花開いたのだとか。

だから「森を抜ける」っていうのは人間が共通して持っている通過儀礼のようなイメージで、森が抜けた先に何か不思議なモノ、神秘的なモノがあるっていうのは、様々な民話、神話、文学作品に共通して登場する常套句のようだ。たしかに、ヘンゼルとグレーテルのようなヨーロッパのおとぎ話は、森の象徴体型に満ちている。

というような事を考えながら、今後ロクシタンのお店に行ってみてください。

「ロクシタンの信念」も面白い。
http://www.loccitane.co.jp/shop/world/belief.aspx
(児童労働・動物実験への反対、視覚障害者対応など)