2010年6月26日土曜日

サッカーのばか。

このブログを借りて懺悔するならば、私はオリンピックも野球もサッカーも、全く興味が無いのです。スポーツという代理戦争が気にくわないとか、そういう話しではなくて。そもそも、誰かが「勝つ」「負ける」という事全般に対して、1ミリの関心も持つことができない。

マラソンをじーっと見ているのとか、F1をぼーっと見ているのは好きなのだけれども、最終的に誰が勝ったかなんてどうでも良い。ああ、でも、クラッシュシーンは好きかもしれない。小さい頃からモノが壊れる瞬間に、最後にいかに利用者を保護するかに興味があって、将来は自動車か飛行機の安全性設計部門で働きたいと思っていた事がある。ラリーとかF1の激しいクラッシュにも関わらず、ドライバーが脱出するシーンには感動する。で、満足して寝てしまう。私の好みは攻撃にあるのではなく、防御にあるのだと思う。誰か、防御の視点からみたサッカーの楽しみ方を教えてくれないだろうか?

そんなわけで今、日本のサッカーチームがどこと戦っているかとか、監督は誰だとか、私はアホかと言われるほど何も知らない。カズ選手は元気でやっているのだろうか?今朝がた、韓国人の友人が「おめでとう!」と声を掛けてくれたのだけど、そんな私の態度に腹を立てて、しまいには「非国民!」と言われてしまった。私のように非国民だと思われないために、「サッカーが好きでもないのだけれど、それなりに興味があるような風に振る舞っている沢山の人たち」が居る。街中や学校の中、特にテレビの中などにおおぜい居る。私はそんな「振る舞っている人たち」というのを、瞬時に見分けられるようになった。そしてそんな人たちをみる度に、同情してしまうのである。