2010年6月4日金曜日

明日も開催!東京大学バリア・バスターズ〜工学・心理学・社会学の研究者が社会のバリアに挑む

駒場にある東京大学先端科学技術研究センターの一般公開、何人かのデザイナーと一緒に、午前のセッションを拝見してきました。
生涯の当事者を交えて、色々な社会問題や工学的課題について議論している様子が新鮮。うまく説明できないけど、とても貴重な経験でした。
もちろん、専門家じゃなくても楽しめます。土曜日の予定がまだの人は、ぜひぜひ。

バリアフリー
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人間情報工学 分野
伊福部・田中研究室
バリア・バスターズ〜工学・心理学・社会学の研究者が社会のバ リアに挑む
〜バリアフリー機器を触ってみよう〜「見る」「聴く」「話す」そして「動く」のを助ける福祉工学の世界〜
眼が見えなくなった時、耳が聞こえなくなった時、声が出せなくなった時、手足が 動かなくなった時、生活したり働いたりするのに、どんな不便があるでしょう?それらはどうすれば解決できるでしょう?高齢化、病気、ケガで弱ったり失った りした感覚や運動の機能を工学技術で支援する福祉工学の世界を体験してみましょう。
実験デモ・体験型展 示あり
場所:3号館中2階ピロティ

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バリアフリー ワークショップ
バリア・バスターズ〜工学・心理学・社会学の研究者が社会のバ リアに挑む〜
当事者の視点によるバリアフリー研究 –「見る」、「聞く」、「話す」を支援する技術–
日時:6月4日(金)10:00-12:00
内容:自身が障害当事者で且つ、研究者でもある3名に話題提供をお願いし、情報 獲得やコミュニケーションなどの当事者ニーズについて、また、課題解決のための研究開発の現状と可能性についてお話いただきます。
体験型展示あり
場所:3号館中2階セミナー室

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人間支援工学 分野
中邑研究室
支援情報システム分野
巖淵研究室
バリア・バスターズ〜工学・心理学・社会学の研究者が社会のバ リアに挑む〜
Living Library「生きている図書館」 Understanding Diversity
リビングライブラリー(生きている図書館)では、障害のある人や薬物依存からの 回復途上者など、誤解や偏見を受けやすい人々が「生きている本」として貸し出されます。「生きている本」との対話を通して、自らの中に存在するバリアをと かしてみませんか?
※当日、ライブラリー受付(3号館1階)にて登録・予約が必要。「蔵書」等の詳細については下記をご覧ください。
体験型展示あり
【Living Library】
以下、「著者特性」と「タイトル」です。
高次脳機能障害当事者
「18歳のビッグバン〜高次脳機能障害から学び得 た世界〜」
多発性硬化症当事者
「うさぎ社会に生きるかめ〜難病を発症して〜」
トリチャーコリンズ症候群当事者/聴覚障害当事者
「人目に疲れるとそっ と補聴器のスイッチを切る」
聴覚障害当事者
「聞こえるけど、聞こえないということ」
薬物依存症からの回復途上者
「薬漬けのたくあん〜薬物依存からの回 復〜」
脳性麻痺当事者/小児科医
「リハビリの夜」
盲ろう当事者
「見えなくて聴こえなくても運命のサイコロは振れる〜目と 耳が不自由な盲ろう者と健常者はどこが違うのか?〜」
車いすユーザー
「晴働雨読〜リウマチとともに働く〜」
アスペルガー症候群当事者
「今日も黄色い服を着て」
研究者
「時間を止める/社会を変える」
研究者
「右と左がわからない工学者」
セクシャルマイノリティ
「いないようでいる人たち〜クラスに一人はいる 同性愛者〜」
生臭坊主
「立ち上げメンバーが語る 坊主バーへようこそ!」
※タイトルおよび著者は変更される可能性がございます。
場所:3号館中2階ピロティ

区切り線
バリアフリー 分野
福島研究室
バリア・バスターズ〜工学・心理学・社会学の研究者が社会のバ リアに挑む〜
バリアフリーシンポジウム「学問の当事者性」
日時:6月4日(金)13:30〜17:30
内容:「当事者性」をめぐり、社会学・障害学・フェミニズム等の立場から多角的 な視点で議論を試みます。
体験型
場所:3号館中2階セミナー室
講演会「リハビリテーションを問い直す」
日時:6月5日(土)午後(詳細な時刻につきましては当日の会場掲示を参照くだ さい)
内容:「リハビリテーション」・「回復」をテーマに、自身が障害当事者であり医 師でもある熊谷晋一郎氏による講演会を開催します。
体験型
場所:3号館2階セミナー室

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