2008年11月1日土曜日

気になった「うすいいす」と「合板研究所」のプロトタイプ

うすいいす
 超ご近所にお住まいであることがきっかけでお知り合いになったインテリアデザイナーの橋本潤さんがプロトタイプ展に出されるというので、参加させていただいた。橋本さんは、一枚の金属板を加工することで、超絶にエレガントかつ頑丈な椅子をつくられている。

うすい・いすver5.0 Thin Chair

「うすいいす」
サローネサテリテ2008 デザインレポートアワード優秀賞受賞
(デザイナー:橋本潤、撮影:淺川敏)


 何度も何度もプロトタイピングを重ねられていて、拝見するたびにデザイナーの魂、きめこまやかな感性と職人の技に関心してしまう。東京デザイナーズウィーク期間中も様々なイベントで出展されているようなので、興味のある方は橋本さんのブログをチェックしてみてください。

合板研究所
 もう一つ気になったのが、DRILL DESIGNCLOVER CHAIR。ちょっと前から「合板研究所」という活動をはじめられたことは何かで読んで知っていたのだけれど、まさかこんなカタチのものが出てくるとは。


CLOVER CHAIR
シナベニアと再生紙を合わせた合板でつくられている
(デザイン:DRILL DESIGN)


 通常はみすぼらしいと考えられがちな合板の仕口に着目しているのが素敵だ。ちなみに、我が家の内装は全て合板切りっぱなし、大の合板好きである。今度別荘でも建てられるようになったら、ぜひこの建材を使ってみたい。