スイッチだからといって簡単に点くと思ったら大間違い!写真は、いくら押しても点灯しないスイッチ。全部で2の9乗=512通りの組み合わせがあり、あまりに難しいためイライラするお客さんが続出。急遽、組み合わせを64通りにすることに。のべ10名くらいの方々が、無事に点灯されていました。
製品に対する怒りから、新しいデザインが生まれる、という事を考えているときに思いついた作品でした。
押すと電球が破裂する、「ためらいのスイッチ」。押せた方は、ある意味では一人も居ませんでした。ためらう事は、デザインすることの前になくてはならないという、デザインのモラルから連想した作品でした。
展示の顛末
今回の展示で皆様にいじくっていただいたスイッチ類、プレート、配線材料などは分解され、全て現在リフォーム中の実家の電気資材として使われる予定です。ちなみに今回の展示にかかったコストは、期間中に販売した関連雑貨の売り上げでまかなわれました。
作品をいじくっていただいた皆様、雑貨をご購入いただいた皆様、どうもありがとうございました。
2008年11月3日月曜日
芸祭二日目:無事、終了しました。
ラベル:
インタラクションデザイン,
メディアアート