2011年2月28日月曜日
2011年2月25日金曜日
アメリカ発のDIY誌「Make:」と、東急ハンズ渋谷店がコラボ
たまたま寄ったらやっていたイベント、どの作品も「デザイン」とかそういう画策的な要素が無くて、すごく純粋。面白いです。
■会場:東急ハンズ渋谷店 7Aフロア(東京都渋谷区宇田川町12-18)
■会期:2011年2月15日(火)〜2月28日(月)
■営業時間:10:00~20:30
東急ハンズ渋谷店
- 出展者:203gow&岩崎修/Vagabond Works/加藤良将/KIMURA/高橋圭子/力石咲/なんでも作っちゃう、かも。/ミクラフレシア/ユカイ工学 < 青木俊介☓石渡昌太☓堀紫☓鷺坂隆志☓渡邉峰生 >(敬称略。50音順)
- Make掲載作品:スピードベスト/ビデオデッキを改造した猫の給餌器/ブレインマシン/アニメーションの元祖オートフェナキストスコーフ/バルーンカメラ/一輪で走るジャイロカー/カオスを生み出す二重振り子/ブルウィップ(音速を超える牛追いムチ)
- ワークショップ:ニットのクラゲのストラップを作ろう(2/19)/チョロモアイを作ろう(2/20)/エンピツ楽器ドローディオを作ろう(2/19、20)/コーヒーカップアンプキットを作ろう(2/26、27)/「スパークル─Sparkle」で光るアクセサリを作ろう(2/26、27)
デザイナー、芸術的な衝動をもつ人たち
創造への繋がり-30 『芸術としてのデザイン』
評者 深澤直人(デザイナー)
デザインのもっともありふれた一面、もっとも容易なものはスタイリングである。それは、芸術的な衝動をもつ人たち、ちょうどロマンティックな名作にマークを描き入れでもするかのように、自分たちの作品に大様な筆跡でサインする人たち、またいつでも口の中に、詩と芸術の言葉がいっぱいに詰まっている人たちの活動範囲のものである。スタイリングは工業デザインのやり方の一種であり、またデザインのもっともはかない、浅薄な一分枝である。それは流行のうわべを飾るものであり、何であれ、何かのものに現代的な”ルック”を与えるに過ぎないものだ。スタイリストは目まぐるしいうつろいのために制作し、その時の気まぐれからアイディアをとる
(axisjiku.com)
2011年2月22日火曜日
情報漏洩を防ぐ奥義
人間にはどんな「穴」があるだろうか?
「口」から漏れて「耳」に伝わる情報はログも残らないし、一番やっかいだ。
「鼻がきく」というのはカンがよい事を意味するけれども、ベトナム戦争のときは本当にこれで命を落とした米兵がいる。そう、ジャングルでタバコをすったために、敵に場所を文字通り「嗅ぎつけられて」しまったのである。
さて、産業スパイ対策の分野で一番怖いのは男女関係という「穴」だという。
みなさんも、気をつけましょう。
2011年2月19日土曜日
多摩美って、、、上野毛デザイン展2011(開催中)
- 日時:2011年2月18日〜20日
- 会場:多摩美術大学上野毛キャンパス
- 退任記念講演:2月19日(土)
- 14:00〜15:15 猪股裕一教授 『ようやく卒業』
- 15:30〜16:45 山中玄三郎教授 『クリエイティブに行こう!』
- 進学相談:2月18日(金)〜2月20日(日)
- 13:00〜17:00 資料室(大学院対応含む)
2011年2月18日金曜日
スタートレックの磁気シールド実現か
太陽(左)に向けて6万キロ以上も広がる地球の磁気圏(右)。この磁場により、地球の生命は有害な太陽放射から守られている。
2008年11月に発表された研究によると、最新の室内実験シミュレーションにより、従来の想定よりも小さな磁気シールドで太陽放射をはね返し、月や火星を旅する宇宙飛行士を守ることが可能だと判明したという。
(nationalgeographic)
2011年2月17日木曜日
太陽表面で巨大爆発を観測 通信障害の恐れ
プラズマ,キター!
みなさん注意しましょう.
- 情報通信研究機構は16日、大規模な「太陽フレア」を日本時間15日に観測したと発表した。太陽表面で起こる巨大な爆発現象で、同機構は、地球周辺の電離層が乱れて人工衛星の通信障害などが起きる恐れがあるとして注意を呼び掛けた。
- 同様の大きな太陽フレアは2006年12月以来4年2カ月ぶり。
- 15日の太陽フレアの発生はまず地上の電波望遠鏡の観測で判明し、その後、光学望遠鏡でも確認された。電離したガス(プラズマ)が大量に放出され、早ければ17日にも地球周辺に到達。その後数日にわたり地球の磁場や上空の電離層が乱れ、衛星放送が映りづらくなったり、衛星利用測位システム(GPS)に誤差が生じたりする恐れがあるという。
- 太陽活動はほぼ11年周期で変動し、ここ数年は活動の弱い期間が続いていた。今回の巨大な太陽フレアは、太陽活動が再び活発になった兆候とみられるという。
2011年2月15日火曜日
倉俣史朗の椅子は粗大ゴミか?
- 2011年2月2日(水) - 5月8日(日)
- 11:00 - 20:00(入場は19:30まで)
- http://www.2121designsight.jp/program/krst/index.html
2011年2月14日月曜日
学校へはテレプレゼンス、遠隔操作のロボットで通学
リンドン・ベイティ君は高校の新入生。免疫不全症の彼は大勢の人がいる学校に登校することができません。
しかし、モニタ画面にカメラ、スピーカを備えた高さ1.2メートルほどのVgoというテレプレゼンスロボットをインターネット経由で操作して、自宅に居ながら、授業に出席、クラスメートとも交流を図っています。
テレプレゼンスは、遠隔地からでもその場にいる人達と対面しているような臨場感を提供する技術。
従来のテレプレゼンスロボットは1万ドル以上していたのですが、Vgoのお値段は6000ドル(50万円)。随分と手頃な値段です。
(365yen.jp)
2011年2月12日土曜日
冬の駅、流れる場違いホーホケキョ 障害者誘導役立たず
朝日コムの記事によると、駅などで視覚障害者を誘導する「ホーホケキョ(ウグイスの鳴き声)」について「わかりにくい」「季節外れだ」「認知度が低い」などの意見が上がっているらしい。こういうことがちゃんと問題として取り上げられて、認知度が上がったり、担当者が問題意識を持つことは素晴らしい。なんだか日本的な温和なニュースだなぁと思ってしまいました。
それもそのはず、「ホーホケキョ」というのはほとんどの外国語に訳すことが出来ない。ホーホケキョは擬音語で、そこには日本人独特の感受性が介入しているためだ。雪が「しんしん」というような擬態語が翻訳できない事に近いのかもしれない。試しに辞書をひいてみたら、
ホーホケキョとなりの山田くん
- My Neighbors the Yamadas〔日1999《監督》高畑勲〕
ほらやっぱり、ホーホケキョは訳されていない。
なんだか、言語的にもガラパゴスな日本ならではの「一句」のようなニュースでした。
2011年2月11日金曜日
猪股裕一&山中玄三郎、最終講演会(2月19日)
猪股先生のゼミで。
「石垣さん、情報とデザインの表現が融合するってことは、一通り終わったように見えていて、絶対にまだまだ可能性があるから!楽しいことになるからね!」
と仰っていたのが記憶に残っています。
山中玄三郎教授・猪股裕一教授 退任記念講演
第19回多摩美術大学上野毛デザイン展 同時開催
◎15:30~16:45
山中玄三郎教授
『クリエイティブに行こう!』
スペースコミュニケーション分野教授
1963年多摩美術大学美術学部デザイン科立体デザイン専攻卒。
1980年山中デザイン研究所設立。
集合住宅、オフィスビル、インテリアデザイン全般の設計に専念した後、1993年より多摩美術大学教授。
今後、建築デザイン及び住環境デザイン全般の実務に専念する。新日本建築家協会会員。
◎14:00~15:15
猪股裕一教授
『ようやく卒業』
デジタルコミュニケーション分野教授
1948年東京生まれ日本大学物理学部応用物理学科卒。89年、アップル・コンピュータ・ジャパンの正式認定を受け、日本初のマッキントッシュユーザーサポート組織MDN(Macintosh Designers Network) を創立。同年、世界初のマッキントッシュマガジン『MdNマガジン』創刊。日本グラフィックデザイナー協会会員。
2011年2月10日木曜日
「引きこもり留学」でTOEIC満点×24回→英語の先生になった菊池健彦さん
- 営業のノルマを果たせず、34歳で会社を辞めた。6畳1間のアパートにひきこもる。そのうち何もしないことに疲れ果てた。英会話の入門書を買い、英語の勉強を始める。名づけて「ひきこもり留学」。
- なにしろ時間はたっぷりある。英語の雑誌を1日1ページ読み、わからない単語を覚える。それを毎日繰り返す。聞き取りは海外ドラマを録画して何度も再生する。電子辞書のカバーは手作り。お金をかけずに工夫するのが楽しい。単語を覚えている間は将来の不安から解放された。
- 誰とも話さずに一日は終わる。外出先はスーパーと本屋。食費は1日500円と決め、夕方の安売りをねらう。レジの女性から笑顔で「またお越し下さい」と言われても、「ありがとう」とこたえる勇気がない。ただうなずくだけ。これが社会との唯一のつながりだった。
- 7年後、貯金が底をついて、重い腰をあげた。英語講師に必要だという試験を受けに行ったら「あまりにも簡単だった」。
- 教える立場になり、企業に派遣されたり、幼児を相手にしたり。「何歳だって生きている限り勉強できる。忘れたら、また覚えればいい」
- 難しい母音の発音も「般若の顔でア」と言えばネ-ティブに近づく。独特の勉強法は「最強英語術」という本になった。英語のコミュニケーション能力を評価するTOEICで満点はこれまで24回。海外にはまだ行ったことがない。」
- (2011/2/6 朝日新聞)
2011年2月9日水曜日
2011年2月8日火曜日
美しいまでの「共感覚」に富む詩
ヴィオレーヌ(盲目) きこえる。。。。
マラ なにがきこえるの?
ヴィオレーヌ 物が私と一緒に存在するのが。
かれの秘密
それは
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
はながいろあせるのを
きくこと
沈黙の匂いはたいへん古い・・・・・・・・・・
2011年2月7日月曜日
霞ヶ関中央合同庁舎第2号館は、未来世紀ブラジルの壮大なオマージュなのか?
外国人に、「日本で一番すごい現代アートの美術館はどこですか?」と聞かれたらどうするか。
東京都現代美術館だろうか?
私なら間違いなく、霞ヶ関の「中央合同庁舎第2号館」と答える。
ポンピドゥーセンターやMoMAなんて比較にならない。
2011年2月5日土曜日
有名美術館をバーチャル体験『Googleアート』
http://wiredvision.jp/news/201102/2011020421.html
米Google社が、世界で有名な美術館の数々に『Google Street View』用の全方位カメラを持ち込み、その美術コレクションをインターネットに公開した。
『Googleアートプロジェクト』は、英国のテート・ブリテンやフィレンツェのウフィツィ美術館など17の美術館に関して、385の展示室をブラウズし、486人の芸術家による1000以上の作品を鑑賞できる。
17の美術館がそれぞれ各1点ずつ選んだ作品は、約70億ピクセルという超高解像度で撮影されている。拡大表示して間近で作品を見ると、筆遣いや、キャンバスに入った非常に細い亀裂を確認できる。ベルリンの絵画館に所蔵されているハンス・ホルバイン(子)作の『The Merchant Georg Gisze(商人ゲオルク・ギーツェの肖像)』(上の写真)に小さく走り書きされたラテン語のメッセージまで読むことができる。
[Googleブログによると、ボッティチェッリ作「ヴィーナスの誕生」や、レンブラント作「夜警」、ゴッホ作「星月夜」「画家の寝室」、ベルサイユ宮殿の内部、日本からは葛飾北斎「雷神」、伊藤若冲「鶴図」等を鑑賞できる。]
Googleチームは、オープンスペースではGoogle Street Viewの三輪自転車(日本語版記事)、ホールではもっとコンパクトな直立型のカートを利用した。
このカートは、パノラマカメラ、壁までの距離を算出するためのレーザー、機材の位置を追跡するモーション・センサー、膨大な画像を保存するためのハードディスク、操作用のノートパソコンが搭載されている。Google社のJonathan Siegel氏は、(カートの)「愛称は『トロリー』」と書いている。
専用サイトもあるが、各美術館内へは、Googleマップからもアクセスできる。もしかすると近い将来、ストリートビューが店舗などの室内にも導入されることを示すのかもしれない。
車椅子の元F1ドライバー クレイ・レガツォーニ ホンダ NSX CM (なつかしい十年前の動画)
2000年ごろの本田のCM。
今見てもかっこいい。
元F1ドライバー クレイ・レガツォーニ(Clay Regazzoni)がホンダのコマーシャルに出演したときの物。彼はスイス生まれ。1970年 フェラーリでF1デビュー。1980年に事故で負傷するまで11年間で5勝をあげている。
運転補助装置付きNSXの学生レポートはこちら。
http://www.jsae.or.jp/~dat1/mr/motor15/mr200232.pdf
2011年2月4日金曜日
視覚障害者がデイトナサーキットの単独走行に成功
毎年この時期になると、ロレックス・デイトナ24時間耐久レースが開催される。しかし、今年はそのイベント前にとても興味深い出来事があった。
車の運転は目が見えることが前提だというのに、なんと視覚障害者のマーク・アンソニー・リッコボーノさんが、一人でデイトナコースの半分以上(およそ2.4km)をフォードのハイブリッド車「エスケープ」で走破したのだ。
今回、エスケープにはレーザー・レンジファインダー(赤外線レーザーで目標物までの距離を瞬時に測定するシステム)が特別に搭載されていた。彼はそこから送られてくる情報をもとにハンドルを操作し、前方を走行するバンから不規則に放り投げ出される障害物などをすべて回避したそうだ。そして、最後にはそのバンをも追い越し、見事ゴールしたという。
この出来事は、視覚障害者が健常者の介助なしでサーキットを走行した初めてのケースとなり、視覚障害者のためのテクノロジー発展を願う研究プロジェクト「Blind Driver Challenge」にとっても、大きな一歩となった。
(www.autoblog.com)
2011年2月3日木曜日
日本国民は全員このアプリで正しい礼儀を学べ
90才を超えようかというそのおじいちゃんは、スターウォーズの犯罪組織ハット・カルテルの首領、ジャバ・ザ・ハットにそっくりなので、私は心の中で「ジャバじい」と呼んでいる。なぜそんな高貴なあだ名を付けたのかといえば、そのジャバじいときたら、井の頭公園ですれ違う人全てに対して、丁寧に立ち止まって「敬礼」をしてくれるのだ。ジャバじいの洗礼を受けた者は、まず間違いなく目をそらし、子供の手を引き、そそくさとその場を立ち去る。
敬礼といえば、吉祥寺駅前の予備校では白ひげの守衛さんが、死んだような眼をして帰って行く高校生たちに「お疲れ様でした-!」と敬礼をしている。年配の守衛さんが学生に敬礼をする姿も滑稽だが、しかし、まったくをもって許せないのは、高校生が「答礼をしないこと」にある。いったい現代の予備校というものは何を教えているのか。
「守衛が敬礼をしたならば、文民たる学生諸君は左胸に右拳を当てて答礼をするのだ!」
と、別に私は軍国主義を勧めているわけではない。
そもそも敬礼は軍隊のものだけじゃない。鉄道でも、神道でも使われる。 私がなぜこんなに敬礼にこだわるのかというと、私の勤めている会社でも敬礼をしているからだ。 入社式が終わると、まず敬礼の作法から教わったものだ。 東大卒の同期でさえも、「敬礼の角度が甘い!」とシゴかれた。 だいたい普通の人が敬礼の物真似をすると、決まって「ミニスカポリス」みたいになる。 そう、手のひらが相手に見えているのだ。 すると教官に怒鳴られる。
「手のひらが相手に見えては失礼だろ!」
どうして手のひらが相手に見えては失礼なのだろうか? その質問は、たとえ東大生であっても禁句である。 「手のひらが相手に見えては失礼」であることは恒真命題(トートロジー)であって、そういう風に決められたものなのだ。もはや議論の余地が無いものなのである。
ああ、議論の余地が無いものというのは、なんだかとっても安心するではないか。 それは人間の不思議な弱点でもあり、最後のよりどころなのではないだろうか。
重度の健忘症(コルサコフ症候群)になった患者が、何一つ新しい事を学べないというのに、毎日の教会でのお祈りだけは欠かさなかったという話しを聞いた。
哲学者達は、人間を人間たらしめるものはこういった「信仰」と「芸術」、そして「愛」であるといった。
議論の余地がないものとは、そういうものなのだ。
ジャバじいの敬礼は、海軍式及びそれを引き継ぐ海上自衛隊式の敬礼である。
海軍は狭い甲板上で肩を並べながら敬礼するため、腕の角度が鋭利になるのである。
私はジャバじいと会う度に、この敬礼をもって心を交わすようにしている。
人間を人間たらしめるものは「信仰」「芸術」「愛」、そして「敬礼」なのである。
諸君もこのアプリをつかって、正しい敬礼をいち早く身につけるように。
海上自衛隊公式iPhoneアプリ「敬礼訓練プログラム」
http://www.mod.go.jp/msdf/formal/iapp/index.html