2011年2月10日木曜日

「引きこもり留学」でTOEIC満点×24回→英語の先生になった菊池健彦さん

  • 営業のノルマを果たせず、34歳で会社を辞めた。6畳1間のアパートにひきこもる。そのうち何もしないことに疲れ果てた。英会話の入門書を買い、英語の勉強を始める。名づけて「ひきこもり留学」。
  • なにしろ時間はたっぷりある。英語の雑誌を1日1ページ読み、わからない単語を覚える。それを毎日繰り返す。聞き取りは海外ドラマを録画して何度も再生する。電子辞書のカバーは手作り。お金をかけずに工夫するのが楽しい。単語を覚えている間は将来の不安から解放された。
  • 誰とも話さずに一日は終わる。外出先はスーパーと本屋。食費は1日500円と決め、夕方の安売りをねらう。レジの女性から笑顔で「またお越し下さい」と言われても、「ありがとう」とこたえる勇気がない。ただうなずくだけ。これが社会との唯一のつながりだった。
  • 7年後、貯金が底をついて、重い腰をあげた。英語講師に必要だという試験を受けに行ったら「あまりにも簡単だった」。
  • 教える立場になり、企業に派遣されたり、幼児を相手にしたり。「何歳だって生きている限り勉強できる。忘れたら、また覚えればいい」
  • 難しい母音の発音も「般若の顔でア」と言えばネ-ティブに近づく。独特の勉強法は「最強英語術」という本になった。英語のコミュニケーション能力を評価するTOEICで満点はこれまで24回。海外にはまだ行ったことがない。」
  • (2011/2/6 朝日新聞)


なんか良い話し。