2009年4月30日木曜日
2009年4月29日水曜日
ミラノサローネの風景(その2)
ラベル:
プロダクトデザイン
2009年4月28日火曜日
ミラノサローネの風景(その1)
イタリアから帰ってきました。結局、最後までミラノからインターネットがつながらず、ブログ更新が滞ってしまいました。申し訳ありません。ちゃんとしたサローネのレポートはdesignbloom、moonlinx、JDNあたりで見てくださいね。
(クリックすると、少し綺麗に見えます)
(クリックすると、少し綺麗に見えます)
ラベル:
プロダクトデザイン
2009年4月20日月曜日
ミラノサローネ2009
JDNの、サローネ2009に日本から出展するデザイナー特集を見る限り、不況にもかかわらず、日本人のデザイナー、企業、アーティストが多数出品するようだ。
今年は私も視察に行く予定、ネットがうまくつながれば、イタリアからブログ更新します。現地でブログ読者・関係者にお会いできたら楽しいですね。
ラベル:
プロダクトデザイン
2009年4月18日土曜日
携帯電話を振るだけで本人認証が可能に?
- 株式会社KDDI研究所(本社:埼玉県ふじみ野市、代表取締役所長:秋葉重幸)は、東京工業大学羽鳥好律研究室と共同で、腕を振る動作中に加速度センサから出力される信号を取り出し、予め登録された動作パターンとの比較を行う動作認識技術を新たに開発すると共に、世界で初めて加速度センサ搭載型携帯電話での腕振り動作による本人認証システム(腕振り認証システム)を実現しました。
- プレスリリース
- 詳細情報(PDF)
- 関連論文
昔から「身振り」とか「手振り」で認証したり、コンピュータを制御しようというアイディア自体は腐るほどあった。けれど、あまり実用化されたという話しは聞かなかった。
こういったユビキタス的なアプリケーションを実現するためにはインフラ乗っ取りが必要だと書いたけれど、加速度センサが携帯電話に広く普及しつつある今こそ、長年の夢が現実となる時かもしれない。
ラベル:
インタラクションデザイン,
情報デザイン
2009年4月17日金曜日
発展途上国に学ぶデザイン
バリ人の友達が家に遊びに来た。
バリ島というのはインドネシアの一部だけれど、独特の文化がある。今でも近所の人が集まって住宅を作ったり、舟をつくったりしているらしい。
我が家はツガの柱が露出されているのだけれど、それを見たバリ人が「コノ木、カタイ木、船ノ木」といったのには驚いた。日本ではよっぽどのDIYマニア出ない限り、見ただけで木の種類を判別できる人なんてそうそう居ないだろうに。
もう1人、バングラディッシュ人の友達が居る。その人は日本人と結婚して日本で働いているのだけれど、かつてはサウジアラビアやらイギリスやら、色々なところへ出稼ぎに出ていたらしい。そして、事あるごとに「日本は良い国、最高!」といっている。「なんで最高なの?」と聞くと、
- 「だって、サウジアラビアで働いてたら、奴隷みたいになっちゃうでしょ。それにいつマシンガンで撃たれるかわからない。イギリスでは沢山差別された。バングラディッシュに居たときは戦争をしていたから、仕事中にパキスタン兵にみつかると葦藪の中に身を隠さないといけない。葦があるところにはヒルがいっぱい居るでしょ、ヒルにかまれても声を出せないから、あれ、すっごく痛いんだよね。」
下から上までマズロー
アブラハム・マズローの欲求に対する5段階の仮説はあまりにも有名だし、このブログの読者であれば知っているものと思う。でも、それは知識の上、脳の中での「知っている」であって、自らの身体感覚をもって体感したものではない。
ホームレスであっても新聞を読んでいるような、この文化的に豊かな日本において、マズローの最初の段階、つまり生理的欲求が満足できない経験というのは、なかなか出来ない。だったらせめて、仲の良い人の体験談を聞くことからはじめてはどうだろうか。戦争体験の情報が文化的に流通することが少なくなりつつある今、何か大切な身体感覚、デザインの素地となるものが、急速に衰退しつつあるように思う。
ラベル:
コミュニケーションデザイン,
身体性
2009年4月16日木曜日
インターネットで感電!!!
思い出話をします。
私が大学生になった2000年ごろは、まだインターネットも身体性豊かなものでした。センソリウムのような社会実験的なプロジェクトは衝撃的だったし、広尾の老舗カフェカフェ・デ・プレにインターネットコーナーが出来て、何やら文化人風の人がカチャカチャと欧米のサイトを披露し合っていたし。(今で言うネット・カフェとは大違い!)
郊外の大学に通っていた私も、人と人との新しいコミュニケーションの場として、キラキラとした新しい何かがやってくる様子を感じ取ることができました。
インターネットで感電
大学の研究室には、「インターネット」が来ていました。それは今のような無線LANでもなく、あのいまいましい設計ミスを持つカテゴリー5のLANケーブルでもなく、愛らしい黄色のケーブル(10Base5、通称:イエローケーブル)でした。
このイエローケーブルが曲者で、
乱暴な意見ではありますが、なんだかその頃は、インターネットに夢と身体が備わっていた気がするのです。キラキラした何か、人を感じる何かがありました。
- 一箇所でも断線すると全てのPCがネットワークに繋がらなくなって大騒ぎ
- ケーブルに「針」をうまく刺して信号を取り出すように設置しなくてはならない
- 針を刺しすぎると断線するし、電源を入れたまま針を刺すとピリピリと感電する
乱暴な意見ではありますが、なんだかその頃は、インターネットに夢と身体が備わっていた気がするのです。キラキラした何か、人を感じる何かがありました。
2009年4月15日水曜日
点字の「触覚」(その2)
どうも「点字を読む」という行為では、眼球でいうところの「マイクロ・サッカード」に似た現象が起きているらしい。盲の人に言わせると、「点字は指を動かさないと読めない」のだという。先のWIREDの記事は、積極的に指を動かすことによるフィードバックとしての認知を、点字の粒粒自体を振動させることによって、いくぶんかまかなっているようにも見える。
こうした、点字が読めない我々の知りえない領域について、グラフィック的に見事に表現した作品がある。内頭 模型氏の「ceLee Bru / スリーブルー」というポスターでは、点字に触れたときの「つながり」のようなものが感覚的に表現されている。
単に数値を可視化するだけではなく、感覚を表現する(共感覚を得る)、という手法は、より広い意味でのインフォメーション・グラフィクスといえるのではないだろうか。
単に数値を可視化するだけではなく、感覚を表現する(共感覚を得る)、という手法は、より広い意味でのインフォメーション・グラフィクスといえるのではないだろうか。
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インタラクションデザイン,
メディアアート
2009年4月14日火曜日
点字の「触覚」
ちょっと前のWIREDに面白い記事が出ていた。触覚で携帯を読む:タッチスクリーンで点字表記というもので、点字状に飛び出た棒が独立にバイブレーションすることで、点字を読むのに「似た感覚」を得られる、というものだ。
動くから見える?
「マイクロ・サッカード」という現象をご存知だろうか?我々はモノを凝視していても、眼球は微振動を繰り返しているというものだ。そしてこの微振動によってモノを正確にとらえることができ、逆に微振動を完全に無くしてしまうと、つまり、「完璧な凝視」を実現してしまうと、モノが見えなくなってしまうらしい。
うそだ!と思った人は、ぜひ京都錯視デザインのページへ。自分の眼のサッカードを体験することができる。
(つづく)
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インタラクションデザイン,
メディアアート
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