2010年5月28日金曜日

21世紀型の社会的インタラクションデザイン

これからの道路交通整備は、道路をつくることだけではなく、情報を共有することにあると思うのだけれど。しっかしITS(高度道路交通システム)って全然進みませんね。今やITSって言ったら、100人中99人がiTunesStoreだと思うでしょう。
そんなひねくれ者のITSファンの一人として、このニュースはなかなか面白かったです。考えてみれば、タクシーというのも重要な社会インフラだ。それを利活用して、効果的に情報をフィードバックしようという仕組み。例えば、日本放送と東京のタクシー協会では災害時に広域な被害状況を収集する協定を結んでいる
社会インフラを情報ネットワークによってリ・デザインすることも、インタラクションデザインの重要なミッションなのだと思う。

  •  日産自動車は28日、車で出かけた場合にもっとも早く着けるルートと最適な出発時刻を検索できるインターネットサイトを開設する。渋滞のために出発時刻によって所要時間が変わるケースは少なくない。サイトは道路が混雑する時間なども考慮しており、いつ出れば一番スムーズに着けるかわかる仕組みだ。
  •  サイトは「クルマの時刻表」と名付け、同社が横浜市と開設しているエコ運転のサイト(e1gp.jp)内に新設する。出発地と目的地、出発(到着)時刻を入力すれば、指定した時間とその前後2時間ごとの所要時間とルートが表示される。
  •  例えば、アウトレット帰りの客などで混雑する静岡県御殿場市から横浜市神奈川区までのルート(日曜夕方)は、午後5時出発なら所要時間は2時間14分▽同6時は2時間7分▽同7時は1時間51分-と異なる。統計情報にタクシーが走ったルートや所要時間などの情報を組み合わせることで全国の確度の高いシミュレーションが可能になった。誤差は10分前後という。
  •  同社は、旅行や出張の前にこのサイトで検索してもらうことで、「混雑を分散し、CO2削減につなげたい」としている。

(via msn