我が家には土間があるのだけれど、そこにコンクリートで出来た家具が欲しいなと思って調べてみた。
2008年11月30日日曜日
2008年11月22日土曜日
世田谷に月が落ちていました
東急大井町線の九品仏駅、尾山台駅、等々力駅、上野毛駅の沿線地域の魅力を再発見するきっかけづくりのため、多摩美術大学デザイン学科堀内正弘准教授と学生が企画している「Four Station Project of Oimachi Line」というプロジェクトがあります。その「等々力編」として、パフォーマンス作品「月の出」が披露されました。
写真は、知り合いの人が中に入っている様子。道行く人自らがパフォーマンスに関与でき、その結果がアートとして成り立っているというエレガントな作品!しかも超アナログ。
2008年11月21日金曜日
住友3Mより5万円台の携帯プロジェクターが発売に
ちょっと前に携帯プロジェクターがあったら良いな、という話しを書いたばかりだというのに、もう製品化されてしまうらしい。
以下、WIREDの記事より。
- 住友スリーエム(本社:東京都世田谷区)は、手のひらサイズでポケットに入れて持ち運べるモバイルプロジェクター『MPro110』を11月25日発売する。価格はオープンで、同社の直販サイトでは5万6490円。
- 携帯電話を一回り大きくした程度の大きさにバッテリーを内蔵。重量は約160g。液晶を使った反射型プロジェクター技術LCOS方式を採用しており、解像度はVGA(640×480ピクセル)。距離1.8mで48インチ相当の投映ができる。
- 入力は、アナログRGBとコンポジットビデオに対応し、ノートパソコンやデジタルカメラなどと接続。小規模なミーティングやプレゼンテーションで利用できるほか、デジカメなどの写真を大きく投映して家族や友人などと楽しめる。
- 寸法は縦115×横50×厚さ22mm。内蔵リチウムイオン電池で約1時間の投映が可能。光源はLEDで、1万時間の耐久性があるという。
2008年11月20日木曜日
私がメルセデス・ベンツを嫌う理由
前回、マッキントッシュが人の身体性を奪っているという話題を書いた。今回は自動車の話しをしてみたい。日本人が大好きなメルセデス・ベンツとBMWが考える、ヒューマンインタラクションの思想についてだ。
メルセデス・ベンツが目指すビジョン
メルセデスのビジョンは明確だ。「人を出発地Aから目的地Bへ安全に運ぶこと」、これが彼らの持っているモビリティに対するビジョンだ。だから、ドライブ・バイ・ワイヤ(Drive-By-Wire方式を積極的に採用しているのもうなずける。ドライブ・バイ・ワイヤとは、ブレーキやらアクセルやらハンドルやらといったヒューマンインタフェースを、自動車のメカ構造と断ち切り、まるでゲーム機のように全てデジタル方式のセンサに置き換えてしまうものだ。通常であれば路面の状態をハンドルの微妙な挙動で知ることができるが、ドライブ・バイ・ワイヤ方式では(特別な制御をしない限りは)基本的に一切のフィードバックを得ることができない。
むしろ、メルセデスではこうしたフィードバックを「ノイズ」と考えている。すなわち、「人を出発地Aから目的地Bへ安全に運ぶ」という目的のために、路面の状態をドライバーにフィードバックすることは有害である、という考えだ。未来究極のベンツというのは、自動運転によって100%ノーリスクで目的地に到達できるメカ(もはや自動車とは呼べないかもしれない)ということになるかもしれない。
Drive-By-Wire方式のコンセプトポスター。ハンドルが、無いんですけど?
BMWのビジョン
BMWは、「駆け抜ける歓び(Freude am Fahren)」を企業理念としている。これは、メルセデス・ベンツの「A地点からB地点へ」というビジョンと全く異なる。あくまでも自動車を従順なメカとしてとらえ、それを操縦する「歓び」をつくり出すのが車の役割、とする考え方だ。
BMWに必ず貼ってある「Freude am Fahren」のポリシステートメント
2008年11月19日水曜日
私がマッキントッシュを嫌う理由(つづき)
2.マッキントッシュは人の身体性を奪う
マウス操作などという身体から乖離したヒューマンインタフェースを使って、子供だましのような見せ掛けのフニャフニャしたアニメーションを無理やり見せら れる。ブヨブヨとアイコンが動いたり、ピクトグラムがチクチク回転したりすることが、そんなに重要なのだろうか?例えばゴミ箱に書類を沢山入れるとパンパ ンに膨れたように演出することは、ハードディスク上のデータ管理の原理とは全く乖離している。
MacOSのデスクトップ、あらゆる点で装飾過多であり、ブクブクに太った印象を受ける。
もちろんWindowsのインタフェースは、マッキントッシュの次に最悪だと思う。でも、Microsoftという会社に全く色気が無い分、マッキントッシュのような子供だましのようなインタラクションが排除されていて、それが良い方向に働いている。
最高のコンピュータインタフェースは、CUI(Charactor User Interface)だと思う。コマンドを打ち込む快感、そのレスポンスが返ってくるまでの微妙なタイムラグ、その間にハードディスクが動く音。メカと身体がダイレクトに繋がっている感じがする。だからUNIXは、皮膚感覚に溢れている。Windowsには「DOS窓」と呼ばれる素晴らしいCUIが備わっているが、マックには基本的にそれがなかった。
合理的で美しいUNIXのX-Windowインタフェース
アプリケーションの王道であるワードプロセッシングソフトにも同じことが言える。ありもしないWYSIWYGというDTPの幻想を信じるよりも、「文章」というものの本質とダイレクトにコミュニケーションできるTeXを使ったほうが、よっぽど人間的だと思う。
2008年11月18日火曜日
私がマッキントッシュを嫌う理由
このブログは、読者の20%以上がマックユーザと、世の中のマック普及率(7%未満)と比べてマック率が2倍以上も高い。そんな読者の方々に怒られるかもしれないけれど、私は「マッキントッシュというパソコンが大嫌い」だ。それは良くマック批判の槍玉にあげられるように、ジョブスという独裁者が居るからでも、環境 に全く配慮しないアメリカ人デザイナーによるパッケージに包まれているからでも、ユーザサポートが悪いからでもない。それはなんとなく、次の理由によるものだと思う。
1.マッキントッシュはコンピュータをバカにしている
2.マッキントッシュは人の身体性を奪う
1.マッキントッシュはコンピュータをバカにしている
コンピュータの本質は「メカ」だ。それもタイムシェアリングという方法を使って複数のジョブを細切れにこなす、高度な状態遷移メカである。PCを使うということは、この状態遷移メカと格闘することだ。
コンピュータの論理モデルは、アラン・チューリングより前にチャールズ・バベッジという人が発明したといわれている。彼は蒸気エンジンと歯車の化け物を使って、コンピュータを作ろうとしていたらしい。だから今でもCPUのことを「エンジン」と呼ぶ人がいる。近年のコンピュータは、自動車で言えばF1のようなものだ。操作を間違えれば大切なデータが損傷するし、特に近年、そのデータは生活や金銭に絡むものであったりする。
コンピュータを使うということは、デザイナーズブランドの棚からファッショナブルなアイテムを鼻歌交じりに選ぶことではなく、おしゃれなカフェで読む本を選ぶことでもない。コンピュータを使うということは、失敗なくゴールを達成するために、適切にこの高度なメカをコントロールすることにある。そのためにコンピュータはまず、「人に従順な機械」である必要がある。
マッキントッシュはコンピュータを擬人化しすぎている。単なる機械から、「何かクリエイティブが生まれる」ような有害な予感を匂わせている。豊かな発想をしたければブレーンストーミングやスケッチをすればいい。コンピュータは、その発想が正しいかどうかを検証し、シミュレーションし、可視化し、情報共有するための、単なる道具に過ぎない。
Windowsユーザ(左)と、MACユーザ(右)を比較した広告(のパロディ版)
2008年11月17日月曜日
IDEO社長の上手なプレゼン
このブログの読者のほとんどはIDEOをご存知だと思います(わからない方は、CNETの記事をご参照ください)。IDEOに代表されるイノベーションデザインの手法(と日本文化の関係)については、そのうちこのブログでも特集してみたいと思っていますが、今日はTim Brown氏のプレゼンテーションの話しです。
こちらから、TimBrown氏が先日行ったプレゼンテーションビデオを見ることができます(via イソムラ式)。創造性を高めるために、子供のようになることが大切だ、という話しから、遊び(自由な発想)、フィールドワーク、シミュレーション、プロトタイピングなど、いわゆるIDEOメソッドを上手に説明しています。英語がわからなくても何となく楽しめるので、どうぞご覧下さい。
やっぱり梅ちゃんは天才だった
鼻から豆飛ばしの梅ちゃんこと梅垣義明氏のライブ。会場の右半分の客には「椎茸」、左半分には「ネギ」を配り、客に投げあいさせる。
そしてこのとき歌うのは竹内まりやの「ケンカをやめて~私のために争わないで~♪」。
紙オムツをして、その中に次々にビールを注ぎ込んで歌ったり、ラストはラップ越しにキス(もちろん、男性客しか狙われない)など、観客とプレゼンターとの肉体的なインタラクションについて研究に研究を重ねた内容だ。
単一民族ならではの「あうん」「わびさび」によって文化が維持されてきた日本では、ビジネスや生活の場において身体感覚溢れる「インタラクション」というものが必要とされてこなかった。もちろんそれは例えば「逆さ箒」や「談合」のように高度に抽象化された独自の文化を生んでいて、独特の美しさを生んでいるわけだけれど。
しかしグローバル化の中では、多数の中でコンセンサスを生み出す方法とか、短い時間でわかった(ような気にさせる)テクニックといった点で、日本人にも身体性溢れる表現が求められている。「お笑い」という文化には、そのためのコンセプチャルなヒントが沢山あるのかもしれない。
2008年11月10日月曜日
コンセプチャルデザイン(その1)~お笑いっぽいデザインについて
芸祭のときに、こんな展示をした。スイッチのあるべきところにマッチが刺さっていて、電球はキャンドルで出来ている。作品名は「見立て(metaphor)」。
このブログを注意深く見ている人はご存知だと思うけど、電球型のキャンドルという発想自体はデザインの標準化のところで題材として登場しているから、この部分の発想はパクリということにになる。
コンセプチャルデザインに独創性はあるか
コンセプチャルデザインの定義については後でじっくり考えたいのだけど、簡単に言うと「○○のような××をした△△」といったように、一文で表される明快なコンセプトに基づいて制作されたプロダクトを指す。もちろん、「電球のカタチを模したキャンドル」は、立派なコンセプチャルデザインだ。
コンセプチャルデザインの特徴として、「○○のような××をした△△」の中の要素である「○○」「××」「△△」が、何らかの韻を踏んでいることがあげられる。だからコンセプチャルデザインというのは、どこか俳句を詠んだり、詩を朗読しているかのような錯覚に陥ることがある。
(つづく)
2008年11月9日日曜日
(休日の路上観察)たまごっちデパート原宿店
インタラクティブな交通広告について書いたばかりだけど、原宿駅前で面白いものを見つけてしまった。バンダイが仕掛けるたまごっちデパートの実店舗、たまごっちデパート原宿店のファサードに、インタラクティブなモニターが設置されている。
道行く人に勝手にかわいい帽子をかぶせたり、ドーナツを持たせてみたり。時間にもよるけど、けっこう人だかりになって写メを撮って行く人が居る。「アミューズメント性」と「かわいさ」でもって、積極的に顧客とコミュニケーションしている楽しい例だな、と思った。
ちなみに自分が帽子をかぶらされ、ドーナツを持たされている姿はあまりにも卑猥だったので掲載できず。
2008年11月8日土曜日
(休日の路上観察)雪国の割れ目
雪深い街にいったとき、どうしても気になるのが「道路の補修跡」。どこかの国の文字のように見えてしまう。きっと割れ目の出来る過程に規則性とバランスがあるから、そこに何らかのパターンを見つけてしまうのでしょうね。
2008年11月7日金曜日
今月のデザイン関連展示
芸術の秋もそろそろ終盤、東京デザイナーズウィークも終わってしまいましたね。以下のものには、なるべく積極的に参加しようと思います。いずれも無料です。
2008年11月21日 (金) 10:00~12:00
人間中心設計フォーラム2008@横浜
http://www.jasa.or.jp/et/conference/program_c.html
(色々な業界におけるUCD、UD、ユーザビリティ関連の取り組み紹介など)
2008年11月25日(火)13:00~18:00
デザインイノベーションフォーラム2008@東大
http://nd.nikkeibp.co.jp/nd/dif2008/
(RCAと東大で行われる発見的デザインのワークショップ成果など)
2008年11月26日(水)~11月27日(木)
アジアデザインネットワーク会議2008@大阪
http://www.jdf.or.jp/article/index.php?Mode=article&id=1692
(戦うデザイナー川崎和男氏、ロボットデザイナーの松井龍哉氏、METAPHYS村田智明氏の講演など)
どこかでみなさんとお会いできる事を願って。ブログ読者の方で参加される方は、どうぞ事前に教えてくださいね。
2008年11月6日木曜日
インタラクティブな交通広告(その2)
「何でも動けば見るだろう」的な発想で導入された東京メトロの交通広告「サブメディア」、溜池山王-赤坂見附付近で見たことがある人も多いと思う。毎日通勤している人にとっては、もはや何の感慨もない無味乾燥なメディア。
これまで、常設されているメディアアート的な交通広告といえば、東京メトロが導入しているサブメディアくらいのものだったと思う。それがここ数年で、街中はおしゃれでハイテクな交通広告で満たされつつある。
消費者の典型的な購買行動は、ローランド・ホールのAIDMA理論
- A:Attention(注意)
- I:Interest(興味)
- D:Desire(欲求)
- M:Memory(記憶)
- A:Action(行動)
- A:「Attention」(注意)
- I:「Interest」(興味)
- S:「Search」(検索)
- A:「Action」(購買)
- S:「Share」(共有)
美しいもの、楽しいもの
これまで、効果が限定的だった交通広告に、メディアアート的な手法が多用されるようになったのには、こうした背景があるのではないだろうか。一方的に機関銃を乱射するような広告がほとんど意味をなさなくなった今、本当に美しいと感じられるもの、本当に楽しいと感じられるものが求められている。単に目を奪うことではなく、「デザインの真価」が問われる時代になってきているのかもしれない。
2008年11月5日水曜日
インタラクティブな交通広告
軽井沢の駅前にて、一瞬ギョッとしてしまった。待ち合わせをしている女性の足から、きらきらと光の帯が出ているではないか。実はこれ、上にあるステンドグラスに差し込んだ光が紡ぎ出した偶然の模様。デザイナーがこの現象を意図したかどうかは、わからない。
メディアアート的な交通広告
タップトークというインタラクティブ映像システムが、なかなかの人気である。ショッピングモール、アミューズメントパーク、科学館、ギャラリー展示など、色々な場面で目にすることが多くなってきた。
これまで看板や電光掲示板くらいしか無かった交通広告の分野に、新しい「アイキャッチ」を導入するためのツールとして、広く受け入れられているようだ。
(続く)
2008年11月4日火曜日
古代ギリシャ人の夢見たデザイン~エーテル
GoodDesignを受賞したイトーキのLANシート。濃いグレーのシート部分が通信メディアになっていて、この上にPCを乗っけたときだけ、ネットワークに接続することができる。
古代ギリシャ人の夢、エーテル
PCがネットワークに接続するとき、ほぼ必ずEthernet(イーサネット)と呼ばれる規格を用いる。このEtherとは、古代物理学におけるエーテルをその語源としている。エーテルは、天空を満たす物質を意味し、目には見えなくてもこの世の様々な場所に偏在しているものと信じられていたらしい。なかなかロマンチックなネーミングを思いついたものだ。
イトーキのLANシートは、ケーブルという線の上ではなく、面空間に通信の幅を広げているところが面白い。この元になっている技術は、東京大学の篠田教授が開発した二次元通信技術を使っている。
電波法上の問題から、電源の供給に関してはまだ課題が多いらしいけれども、近い将来は通信だけでなく、給電も二次元平面上で可能となるかもしれない。例えば壁や天井に自由な形状の照明が付くとなれば、デザインの幅も大きく広がることだろう。技術革新がデザインの幅を広げているのは、見ていてとても心地よい。
2008年11月3日月曜日
芸祭二日目:無事、終了しました。
スイッチだからといって簡単に点くと思ったら大間違い!写真は、いくら押しても点灯しないスイッチ。全部で2の9乗=512通りの組み合わせがあり、あまりに難しいためイライラするお客さんが続出。急遽、組み合わせを64通りにすることに。のべ10名くらいの方々が、無事に点灯されていました。
製品に対する怒りから、新しいデザインが生まれる、という事を考えているときに思いついた作品でした。
押すと電球が破裂する、「ためらいのスイッチ」。押せた方は、ある意味では一人も居ませんでした。ためらう事は、デザインすることの前になくてはならないという、デザインのモラルから連想した作品でした。
展示の顛末
今回の展示で皆様にいじくっていただいたスイッチ類、プレート、配線材料などは分解され、全て現在リフォーム中の実家の電気資材として使われる予定です。ちなみに今回の展示にかかったコストは、期間中に販売した関連雑貨の売り上げでまかなわれました。
作品をいじくっていただいた皆様、雑貨をご購入いただいた皆様、どうもありがとうございました。
芸祭一日目:たくさんご来場いただき、ありがとうございました!
かなりユルーイ感じの上野毛芸祭、複雑でわかりにくーい建物のなか、これまた最高にわかりにくーい案内パンフを持って、わかりにくーい展示を見に来ていただいた皆様、どうもありがとうございました!
三鷹のジブリ美術館は、子供の目線でしか気づけないものが沢山隠されているのだそうです。マンホールの模様がトトロだったり、壁と床の取り合い近辺に不思議なオブジェが隠れていたり。
日常にあるなんてことないもの、デザインされていないもの、を見たときに、そこに何かを発見する能力は、デザイナーにとってとても大事なんじゃないかと思っています。それはヨゴレのデザインであったり、アナログ見立てのデザインであったり、ハイテクな見立てのデザインであったり。
だから「スイッチ」という超日常的なインタフェースを使って、作品をつくってみたいと思いました。本日(月曜日)まで1号館の1-203教室で展示中です。
2008年11月1日土曜日
気になった「うすいいす」と「合板研究所」のプロトタイプ
うすいいす
超ご近所にお住まいであることがきっかけでお知り合いになったインテリアデザイナーの橋本潤さんがプロトタイプ展に出されるというので、参加させていただいた。橋本さんは、一枚の金属板を加工することで、超絶にエレガントかつ頑丈な椅子をつくられている。
「うすいいす」
サローネサテリテ2008 デザインレポートアワード優秀賞受賞
(デザイナー:橋本潤、撮影:淺川敏)
合板研究所
もう一つ気になったのが、DRILL DESIGNのCLOVER CHAIR。ちょっと前から「合板研究所」という活動をはじめられたことは何かで読んで知っていたのだけれど、まさかこんなカタチのものが出てくるとは。
CLOVER CHAIR
シナベニアと再生紙を合わせた合板でつくられている
(デザイン:DRILL DESIGN)
通常はみすぼらしいと考えられがちな合板の仕口に着目しているのが素敵だ。ちなみに、我が家の内装は全て合板切りっぱなし、大の合板好きである。今度別荘でも建てられるようになったら、ぜひこの建材を使ってみたい。