デザイナーは決してオシャレではない、ということを書いた。
デザインの分野によって、着ている服のセンスも違う、という事も書いた。
なおこれらは一般的な話しであって、個別のデザイナーがどうのこうのという話しではない。
みんな全裸だったらいいのに
ファッションは、その人の人となりを表出させる残酷なメディアである。これはデザイナーにとって悲劇になりうる。もっと簡単に言えば、
- ファッションがダサい人は、クリエイティブではない。
そんな場面をみていると時々、「みんな全裸だったらいいのに」と思うことがある。もちろんこれは、比喩的な意味で受け取ってもらえれば良い。見かけに表象される記号に囚われることなく、その人の肉体=デザイン行為だけを見とることができるようになりたい。つまり、「精神的に全裸」になりたいものだ。